見出し画像

ハマの拳魂道物語(第1ラウンド)5

会長はボクシングだけじゃこれから先、生きていくのは大変だと思っていたのか、何か他に考えがあったのかはわかりませんが、すごく高校卒業というものにこだわっていました。



プロになるのも高校卒業してから、だからこそ「あと少しで卒業できる」と思った時はこれからのワクワクしかなかったです。


ナリは就職先が決まって落ち着くと思いきや、卒業課題に終われて中々練習が出来ない中にも頑張って自主トレをしながらジムに通ってはいたんですが、先にプロテストの話しはボクシングしかやってなかった自分が決まりました。


自分で言っちゃうのもおかしいんですが、わりと運動能力は高くて学生の頃から大体、運動能力は一番だったけど、ありがたい事にスポーツテストとかで一番を競いあってた人が仲間のブッチーでパワー系はハマ、スピード系はブッチー的な感じで負けたくなかったからずっと鍛えてたんですよね。


ライバルであり、親友であるブッチーとの戦いが自分の運動能力を高めてくれたのだと改めて思います。


弟のナリは何をやらせても器用にこなしてしまってボクシングも自分より上手かったと思います。


オーソドックスからサウスポーにスイッチしたり右でできる事は左でも何でも出来る、一緒に練習してた時は多分こういうのが天才なんだろうなぁと思いましたね。


僕はひたすらにただ、前に前に身体の強さを生かして前に行く猪みたいでした!
今も昔も変わらないです。


ナリは卒業課題があったからジムに行ける日数が減ってしまったのでここぞというばかりにひたすら練習しましたね!
それでも課題の合間をみては自主トレやってるからそれにも触発されてましたね。


俺の方が強い負けたくないって気持ちで練習してました。


こういう、近くに切磋琢磨できる仲間や家族がいるから人は負けたくない気持ちでもがき続けるんだなぁと考えてみると私はそぅ思いました。


ホントに人として成長する為に良い環境で、ボクシング、スポーツ、トレーニングをやらせてもらえてましたね。



すこし脱線しましたが就職も決まり、プロテストも決まり、バイトはやめてただひたすらに練習して毎日をすごして卒業式をむかえました。


ちゃんと卒業したからか喜んでくれている父、母、祖父、祖母もいて、そこでプロになるために卒業したけど卒業できて良かったと思いましたね。


ナリは僕より頭全然良いので、僕よりレベル高い学校で課題も終えてしっかり卒業しました。


弟みてると卒業するのって大変なんだなぁと思いましたね。


俺なんもしてねぇやと今になって思います!


さぁ卒業して、ここからスタート!


第2ラウンドもまだまだ波乱万丈が続いて行きます。


最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!次回も楽しんで、次が気になると思って頂けるように記事を書いて行きますので、スキ・コメント・フォロー頂けますと、とても嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?