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ビタミンBだけがビタミンB群と集められているのはなぜ?

ビタミンの中でビタミンBだけはビタミンB群として、それぞれがナンバリングされていたり、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシンとビタミンBのくくりとして集められています。

今日はこのビタミンB群を見て行きたいと思います。

画像は、主なビタミンB群の食材です。ビタミンB群の特徴は、水溶性で生体内で主に補酵素として働くことです。3大栄養素の代謝、エネルギー生成には欠かせない栄養素になります。

ビタミンB群の働きは、食べたものがエネルギーになるまでの過程が異なり、役割も違います。よって、個別に見て行く必要があります。

まず、ビタミンB群のナンバリングについては、始めに発見されたのが1番目のビタミンB1になります。いくつかのビタミンが発見されるうちに、水溶性のものと脂溶性のものがあることがわかりました。当初は、脂溶性のものをビタミンA、水溶性のものをビタミンBとしていました。その後、このビタミンBと同様の物質が数多く発見され順番に番号が付けられていきました。

冒頭で、ナンバーのついてないものでビタミンB群に属すものがあると言っておりました。具体的に言うと、ナイアシンはB3、パントテン酸はB5、ビオチンはB7、葉酸はB9になります。

また、後になってナンバリングはしていましたが、ビタミンではない物質も含まれていたため、欠番になったものもあります。例えば、アルギニンはビタミンB4でしたが外されました。

ビタミンB群に属する詳しい個々の特徴については、後日、書いていきたいと思います。