食物繊維の摂取基準が来年度から1日25~29gと上がりました
「腸内細菌の世界へようこそ!」の動画でも、腸内細菌のエサとして食物繊維を取り上げてきています。
健康診断で、食物繊維を摂りなさいと栄養指導された方がほとんどだと思います。動画の中でも、そこからストーリー展開させています。
来年度の食物繊維摂取基準は1日25ℊ~29gと、これまでから1g最低摂取基準が上がっています。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の割合など、細かなところは示されてはいませんし、水溶性食物繊維などは腸内細菌のエサとして摂取すべきとは、言われておりません。
元々、食物繊維は人が消化できないため(消化する酵素を有していないため)、人には不要な厄介者でしかないと思われていた時代から比べると、随分と健康のための食への方針転換が成されてきたことがわかります。
なぜ、食物繊維を摂取しなければいけないのか?、その食物繊維を腸内で誰が消化してくれるのか?おそらくそこまで説明していかなければならない時代に来たのでは?と私は思います。
やみくもに摂取量を増やせだけでは、誰もピンと来ないですよね。
腸内で腸内細菌を育てていくために、エサとして食物繊維を摂取していく。
では、具体的にどんな食物繊維をどの食材で・・・というところを伝えていきたいと思います。
そして、何より重要なのが、食物繊維をこなす腸内細菌がそもそも腸内にいるのかどうか?腸内細菌検査の重要性も伝えられればと思います。
*画像は食物繊維が豊富に含まれるこんにゃくです