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酸に強いビフィズス菌BB12株は、最強のプロバイオティクスなのか?

ビフィズス菌入りヨーグルトをご紹介するシリーズの第3弾は、BB12株です。

正式にはビフィドバクテリウム・ラクティスBB-12(Bifidobacterium animalis subsp. lactis,BB-12)で、デンマークにあるクリスチャン・ハンセン社(Chr. Hansen社)が保有しているビフィズス菌の1種です。

この菌の最大の特徴は、酸に強いことが上げられます。ビフィズス菌は酸や酸素に弱く、生きたまま腸まで届きにくい菌なのですが、胃酸の強力な酸(ph2以下)にも耐えて、腸まで届く最強のビフィズス菌だと言われています。

世界で多数商品化されているBB12ですが、胆管や腸壁に付着しやすく腸での定着率も高いため、最強のプロバイオティクスとも言われています。

また、腸の蠕動運動にも有効に働き、便秘の改善効果も見られるようです。

腸内環境が整えられることで、悪玉菌の増殖を抑え、免疫機能も高める、理想的なビフィズス菌だとも言えます。

もちろん、その効果には個人差があり、BB12株が万人に同じような効果を示すかといえば、そうではないとは思います。ただ、年齢とともに減少していくビフィズス菌ですから、第1弾、第2弾でご紹介しましたビフィズス菌とともに、チャレンジすることは有益なのではないでしょうか?

今回のBB12は、2週間程度でその効果が計れるようですので、2週間ほどBB12株入りのヨーグルトないしはサプリメントを摂取してみて、腸内環境の変化を感じ取っていただければと思います。

具体的な、BB12株を使った商品については、明日ご紹介いたします。