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自分がADHD傾向だったこと

発達障害と言う言葉が浸透してきて20年ほど経つでしょうか。
その言葉が出始めた当初は、「学習障害」という言葉で済ませてしまい、それぞれの特性にあった指導をしていく、という発想させありませんでした。
次第に研究も進んできたこともあり、特性に合わせた指導をすれば困難を抱えている子供でもききちんと伸ばしてあげることもわかってきました。

とは言うものの、自分が困難を抱えている子供の指導を積極的にしているわけではありませんでした。

ある時。ADHDの簡易診断のサイトを見てみました。
質問が20個ほどあり、得点が多いと該当するみたいなやつでした。
何の気なしにやってみたのです。
自分としては予想外に、「ADHDの傾向あり」だったのです。

驚いたのは確かです。そこからいろいろと調べ始めました。
初めに就職した会社は、自分の特性を考えると決して向いているとは言えな業種だったこともわかりました。
学生時代から少し感じていた何とも言えない「生き辛さ」のようなものの原因がわかったのです。

どのような手助けがあれば、うまくいくのか。そのことが身をもってはっきりとわかってきたのです。

息子の成長と共にADHDの傾向があることがわかってきました。そして、よくよく見ると妻も。

同じADHD傾向と言っても、ひとそれぞれ特性が違います。
自分は家の中にその特性が3種類あるわけです。
どのタイプにはどのようなサポートが必要なのかも実感としてわかってきたのです。


自分は父とはあまり良い関係とは言えない状態で長いこと過ごしていました。しかし、自分のADHD傾向がわかった後、父を冷静に観察すると父はADHD+ASD傾向であることがわかったのです。
そこで全てが氷解して仲良くなる、ことはありませんが許せるようになってきたのです。


そんなわけで、現在自分は自分の特性を理解しつつそれに付き合っています。
家庭教師として訪問した先に、いろいろと忘れ物をするのはお約束です。

うまく付き合えば、自分の特性も悪くないのだな、とこの年になってようやく思えてきました。

そして、自分と同じように困難を抱えているお子様をサポートしていく喜びを感じています。

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