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#11 永遠のライバル関係 賃貸vs購入①

こんにちは、不動産コンサルタントのShimadaです。


先日私がパネリストとして参加させて頂いている「学校では教えてくれない学校」にてメインスピーカーとしてお話しさせて頂いたテーマを記事にしてみました!

永遠のテーマ、賃貸vs購入

数回に分けて記事を書いていきます。
今回はそれぞれのメリット・デメリットについての解説。




永遠のライバル関係 賃貸vs購入

あなたは賃貸派ですか?
それとも購入派ですか?

この論争は長年に渡り繰り返され、多くの方が関心を寄せるテーマでしょう。

先に結論言いますが、この論争に勝ち負けはありません。
どっちがお得なんかもありません。

賃貸と購入、どちらも魅力的なメリットがあります。

大事なのはそのメリットを自分のライフプランにどう活かしていくか、ということです。

この問題を考えるにあたってまずは自分軸をしっかりと持つことが重要です。
自分の人生観・ライフプラン・どうありたいかを考えた上で意思決定していきましょう。


メリット・デメリット

賃貸と購入、それぞれのメリット・デメリットを挙げていきます。

賃貸メリット
・いつでも引越せる
・常に新築を選ぶことも可能
・住居の形を変えられる(タワマン・戸建てetc...)
・固定資産税等の税金がかからない
・家族構成の変化にも柔軟に対応
⇒家や土地に縛られない自由さが最大の魅力!



購入メリット
・家賃がかからない
・自分の資産を持てる
・賃貸に出して収益化をすることも可能
・住宅ローン減税で最大400万円の減税を受けられる
⇒自分の不動産という資産を持てることがメリット!



賃貸デメリット
・自分の資産にはならない
・更新手数料が一定の年数でかかる
・高齢になったときに希望の物件を借りられない可能性がある。
⇒現役時代は借りることに困らないが、老後への不安が募る。



購入デメリット
・管理費、修繕積立金、税金がかかる
・自由に引越しができない
・家族構成の変化に対応できない
⇒簡単に住み替えは出来ず、その土地に縛られることがネック。


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上記のようにとにかく自由な暮らしを求める方は賃貸です。
海外移住も島暮らしも、土地に縛られないライフスタイルを確立できます。
また支出となる家賃を調整できるのも賃貸のメリット。
あえて高額な家賃の部屋に住み自分にプレッシャーをかけていくみたいな使い方を出来るのも賃貸の強みです。

その反面、老後も希望の部屋に住めるのか不安が残ります。
賃貸に住んだ経験がある方は分かりますが、入居に際して審査があります。
お部屋によっては保証会社を付けることが条件なお部屋もあり、勤め先や年収等で判断しています。
そうなるとリタイアした高齢者は自由に部屋を選ぶことが難しく、制限がかかった中での部屋探しを強いられることになります。


そして購入の強みは自分の資産を持てるということに尽きます。
不動産は現物資産。
居住費として払うお金でもモノとして形が残りますので、売却することも可能。
特に今は金利も安いので通常の賃貸で借りる相場賃料よりも出ていくお金を抑えられる可能性が高いです。
賃貸だと15万円の部屋でもローンを組んで購入すればローン返済が12万円に抑えられるようなイメージ。
また、持ち家がありながらもお仕事の関係で家族全員で転勤となることもありますが、そのときに選択肢として持ち家を賃貸に出して家賃収益を得ることも可能です。

ただ、ネックなのがその土地に縛られること。
購入してしまうと引越しが簡単にできない。
売却して別の不動産を購入となっても、そもそもローン残高以上の価格で取引されるのか、自宅が売却されるタイミングで新居の契約が出来るのかなど色々制限されるなかで動かなければいけません。
多くの方が「終の住処」として購入です。
ですので基本はその土地に根付くことを意識しなければいけません。


それぞれのメリット・デメリットいかがでしたでしょうか?
ぜひご自身のライフプランと照らし合わせてこれからを考えてみてください。

次回は賃貸と購入の「総居住費」の考え方について!

ではまた次回もよろしくお願いします😋

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