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ダウンジャケット・D2Cブランドの立ち上げに携わります。

岩手県宮古市でダウンジャケットを製造する「有限会社クラスター」。

今回は、株式会社エディションズの金谷克己さんがクリエイティブディレクションを担当するD2C*¹ ブランド「Hayachine Made(ハヤチネメイド)」のダウンジャケット「THE AUTHENTIC DOWN JACKET」の立ち上げにインターンとして参加させていただくことになりました。

なぜ私がD2Cブランドの立ち上げに携わるのか、「THE AUTHENTIC DOWN JACKET」の魅力を交えながら伝えられたらと思います。

*¹ Direct to Consumerの略。製造者が直接消費者と取引するビジネスモデル。近年、手軽にECサイトを運営することができるようになり、代理店や小売店を介さず自社サイトでの消費者との取引が可能となった。中間マージンが発生せず、独自のマーケティングを行うことができる。


開けても決まる

有名ブランド御用達のダウンウェア工場

岩手県宮古市にダウンウェアを製造する工場があることをご存知でしょうか。

「有限会社クラスター」は誰でも知っているようなさまざまな有名ブランドのダウンジャケットを製造。ダウンジャケットの製造は海外が多く、国内だと十数社ほどしかないそうです。

今まで多くのブランドの注文に応えてきた有限会社クラスターですが、コロナ禍で製造依頼は減少、工場の運営も厳しくなっていきます。

株式会社クラスター。ここからダウンジャケットが生み出されます。

そんな中、岩手県で縫製工場を支援する目的で始まった「イワテメイドアパレルプロジェクト」に応募。そこから「THE AUTHENTIC DOWN JACKET」の開発が始まります。

実際にダウンジャケットを着用した私から、「THE AUTHENTIC DOWN JACKET」の魅力を簡単にお伝えしたいと思います。

◎シンプルな見た目でいつでもどこでも着用したくなる
ダウンジャケットといえば、表面にステッチがあるイメージですが、「THE AUTHENTIC DOWN JACKET」は表面にステッチがなく見た目がスッキリしています。これさえあれば冬のアウターに迷うことがなくなりそうです。普段のワードローブに最適です。

閉めても決まる

◎カバンいらずでミニマルに
内側にはタブレットも入る4つのポケットが。このダウンさえあればカバンがなくても気軽に出かけられます。東京に住んでいた時は電車移動でしたが、冬場にカバンがないだけで物凄く楽になりそう。

背面のポケットにも収納が。身軽が好きな人はカバン入らずです。前面のポケットはスマホ、ペンなども収納できます。

◎スーツと一緒にスマートに
タウンユースを考慮して開発されており、ジャケットの裾がはみ出ないよう着丈が長めにとられています。フードをあえてなくすことで、よりスマートに着用できます。通勤にも重宝します。

スーツを着ても裾がはみ出ないよう絶妙な設計が施されています

◎徹底的に水を防ぐ「トリプル撥水」
表生地に東レの先端テクノロジーから生まれた防撥水生地「DELFY®︎」を使用。さらに雨を弾く撥水加工も施されています。表生地だけでなく裏生地やダウンそのものまで撥水加工されており、内ポケットの中の水漏れも防ぐという徹底ぶり。雨や雪で濡れることがなく、タウンユースはもちろん、トレッキングでも使えます。

防水、これを着ていれば濡れる心配もありません

◎高品質ダウン&選べるダウン量
ダウンの反発力・復元力を表すFP(フィルパワー)。数値が高いほど保温力が高いことを意味します。一般的に600FPあれば十分、700FP以上で高品質と言われています。

ふわふわのダウンが温かみを与えてくれます

「THE AUTHENTIC DOWN JACKET」はスーパーウォーム・エクストラウォームの2種類を選択可能。スーパーウォームは700FPのダウンを150g、エクストラウォームはさらに約1.3倍の200gも使用しています。

スーパーとエクストラの比較

両方着用しましたが、スーパーウォーム(写真左)は着心地がよく、タウンユースで気軽にスマートに着こなせます。エクストラウォーム(写真右)は着てすぐにわかるくらい包まれてる感じがあり、安心感があります。めちゃくちゃあったかい。タウンユースはもちろん冬が厳しい地域にも最適です。

以上、さまざまな特徴がありますが、とにかく妥協せずに機能にこだわって作られているのが分かります。

私みたいに20代前後の方はダウンジャケットを持っていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身も、せっかくのダウンジャケット、欲しいけどシンプルでかっこいいのが見つからない。と思っていました。
そんな時に、この「THE AUTHENTIC DOWN JACKET」が最適です。

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プロジェクトに携わるということ

ハヤチネメイドのロゴ

今回のプロジェクトはチームで作っていきます。

有限会社クラスターが製造、メインのディレクションは金谷さんが行い、クラウドファンディングやECサイト、SNSのアドバイスに宮本企画室合同会社の宮本順一さん、プレスリリースの制作や各メディアへの案内を加藤紗栄さん、その他にも多方面の方々がチームに関わっています。

宮本さんは無料Eコマースプラットフォームを展開するBASEの社長室にてコミュニティーマネージャーを経験後独立し、『ECを活用した商いの支援と知識の共有』をテーマに活動、ECやSNSの支援事業を行う傍ら文化服装学院などで非常勤講師を務めています。

また、加藤紗栄さんは公益財団法人日本デザイン振興会に所属していた経験を持ち、現在は岩手県西和賀町のユキノチカラプロジェクトをはじめ、全国各地の様々なデザインプロジェクトの企画運営を行っています。

さまざまな専門に特化した方々が関わる今回のプロジェクトですが、私は議事録などのサポートと世代の目線を生かしたSNSの運用を行います。

サポートとして関わることで、金谷さんのディレクションを学び、今後の協力隊としての活動(商品開発・発信)や協力隊退任後の仕事に生かしたいと思っています。

現在もクラウドファンディングに向けて準備中ですが、各分野に精通する方々の考え方を聞く機会はとても貴重で、話し合いの度に影響を受けています。

「THE AUTHENTIC DOWN JACKET」をより多くの人に届ける、という同じ目標に向かい、チームの一人一人が各々の役目を全うする姿を間近で見ることができています。勉強になることも多いです。

私の立場や特色を生かせることが絶対あると思い、自分自身も本気で関わろうと思っています。本気で関わるからこそわかることもありますし、関わるからには少しでも力になれるよう頑張ります。

クラファン限定 岩手の工芸とコラボした特別なダウン

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そして今回、クラウドファンディングで初めてお披露目するのは、Snow Peakやパリのシューズブランド「CAULAINCOURT Paris」などとの協業実績のある一関市の京屋染物店とコラボレーションした「本染め刺子ダウンジャケット」です。

さまざまなメーカーの注文に応えてきたダウンジャケット工場の技術・経験と岩手の工芸とのコラボ。いままでにないスペシャルなダウンジャケットになるのではないでしょうか。楽しみで仕方ありません。

クラウドファンディングは7月上旬開始予定。
本染め刺子ダウンジャケットはクラウドファンディングだけの限定販売となります。

次回のnoteでは本染め刺子ダウンジャケットについて詳しくお伝えします。

いただいたサポートは今後の活動に活用致します。