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苦手な画角に挑戦する


FUJIFILM X-Pro3
XF 23mm f2 R WR
Classic Neg.
何気ないスナップ

実を言うと、写真を始めていまだに35mm判換算でいう35mm以前の画角、要するに広角がそんなに得意ではない。
なんとも主張がよくわからない写真を撮りがちで、いやでも主題をクローズアップできる35mm判換算50mm以降の標準から中望遠画角をメインに使っている。

だが、スナップの王道は換算35mmとも言われているし、LeicaもSummicron-M35mmf2を持っているが防湿庫にお留守番している状態になっていて、それはそれでもったいないと思っている。
だから、今回は換算35mmの「XF 23mm f2 R WR」というコンパクトなレンズをX-Pro3に装着して写真を撮ってみた。
ちょっと意識して撮ったものをメモしてみよう。


FUJIFILM X-Pro3
XF 23mm f2 R WR
PRO Neg. Hi

川沿いの景色を一枚、f16まで絞って撮ってみたが、いい感じに川面に反射した雲と垣間見える青空が写った。
なんてこともないが、こうやって景色を自然に写せるのは35mm画角の長所のように思った。
人が何気なく見ている画角がこの35mm画角と言われているらしく、確かに自分の目で見た景色に近い。


FUJIFILM X-Pro3
XF 23mm f2 R WR
Velvia

梅の花に近づいて背景をぼかしてみた。
これは白い花と背景のアパートの白い部分が重なっているため、強調したい花を隠してしまっているので、画的に良いとは自分でも思わないが、広角はこうやって強調するといいのだなと学習した。
さらに広角に挑戦する際は意識しようと思った。


FUJIFILM X-Pro3
XF 23mm f2 R WR
PRO Neg. Hi

川にシラサギが降りてきた。
こういう時は望遠レンズが欲しいなと思ったが、もう開き直ってそのままレンズに収めた。
今あるレンズでとにかく目の前にあるものを記録しようと撮る、これもまた大事なことかなと勝手に思っている。


まだまだ使いこなすには程遠いが、普段使わない画角にチャレンジすることはいい刺激になる。
Xシリーズのレンズ資産をしっかり活かして楽しみたいと思った。
次はXF18mmf2Rにチャレンジしようかな。


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