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セブ島滞在記 子どもいっぱい、笑い声の絶えない街

”出産育児一時金 来年度から50万円に増額” ってニュースを見ました。良いニュースだと素直に感じる一方で、子供に対する費用のかけ方はそうじゃないんじゃないかなって批判的にも感じてしまいました。

病院とか入院費用が便乗して値上げされたりして、その程度の増額ではあまり足しにならないかな〜

少子化の問題を考える上でお金で解決するのではなく、人々の価値観に着目する発想が出ればいいかなって思ってます。具体的には教育だよね。

何か今の日本は、行き過ぎた個人主義とか、マイノリティーの強調とか、それが少し弊害になっている気がする。

多数派の意見を押し切りたいとか、そういう意味じゃないけど、赤ちゃんって人間の本能で勝手に生まれてくるもんなんじゃないかと思うんだ。

私は今フィリピンのセブ島にいます。子供たちがそこらこちらにいっぱいいて、笑い声が絶えません。

日本と比較にならないけど、フィリピンは性教育に対しても、いや学校や教育全てにおいてかなり後進国です。その状態だと、人間が本来持つ本能のまま生活していると、子供はポコポコと生まれてくるみたい。

以前、70歳の方とセブで一緒に過ごしました。その方は、「日本の戦後と似ているよ」って。

複数の家庭を訪問させていただきましたが、日本人の感覚からすると住める広さではありません。その狭いスペース10人ぐらいが雑魚寝をしています。

レリジョンはカソリックの国。避妊、中絶が禁止されている背景はあるでしょう。しかし、そんなことよりも子供に囲まれている生活が何よりも ”幸せ” と言う価値観が満たされているのです。

所得が安定した会社に勤めている家族ほど子供の数が減っている。つまり、先進国ほど1つの家族の子供数が少ないことは、フィリピンでも同じ現象が見て取れます。

さて、日本の問題に戻しますと、何か行き過ぎた個人主義が、子供がいなくても良いと言うような逆価値観の押し付けのようなものがあるような気がしてならない。

強制的に昭和の時代のような家族構成を推奨するわけではないけど、世の中には男子と女子(それに属さないものとかはここでは触れず)がいれば、通常子供生まれてくるのが人間の本能です。

そして“子宝”といったことを言葉のように、子供に囲まれた生活は貧乏でも楽しそうに過ごしている。

今、セブ島でそんな生活を目の当たりにして、改めて ”幸せってなんだろう” と問いかけます。 ”これが幸せの姿なんだ” と微笑みを絶やさない家族像と接触して、問いの回答を得ている毎日です。


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