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退職前に、退職後の練習をしてみたんです

定年退職者は、仕事をしないでいると、暇を持て余すって書いてある経験談が多い。なので、退職前に、退職後を想定した練習をしたことがある。


退屈ってなんだろう?
何もしない、何もすることがない時間とはなんだろう?
仕事をせずに、退職後は、そんな状態になるんだろうな〜
一度やってみるか


【目的】
退職後の暇の時間をどう過ごすか体験すること

【方法】
日本ではなく海外で実施
友人や馴染みの店がない場所を選定して、1人で過ごすこと
なんの予定も入れてない数日間を過ごす事

【検証】
そのことで、自分にどんな影響や感情を生み出すのかを検証する


以下、結果

【ひとりホテルの過ごし方】
異国だし、友人もいないし、ネットをシャットアウトすることで、本当に1人の時間となれる。奮発してリゾートホテルに泊まってみても、ワクワクするのは、わずか1時間くらい。

ジムとマッサージ以外は予定もなく、居心地の良い場所を探して、本を読んだり、マインドマップを書いたり。ほとんどの時間を、モーニングページと向き合い内省する。ひとりの時間を楽しんだ。


【気付き、学び】
この練習を3回したのだか、1回目は大きな学びがあった。 けど、3回目はコミュニティができ始めて完全なひとりではなかった。

1回目は、何もする事がない時間の過ごし方は、Morning Pageへの内省がどんどん深まる、それがとても心地よい事がわかった。今後の大きなヒントになった。

ひとりの時間の過ごし方を考える練習が目的だったのですが、セブ島ばかりを選んでる事で、3回目となると、コミュニティができ始めて、その目的は十分に果たせませんでした。

しかし、退職後のことを想定すると、会社というコミュニティが希薄になっても、新しい仲間が生まれるんじゃないかなって、とても気持ちが楽になりました。

実際、セカンドライフが始まって、現在3ヶ月が経過したところです。想定練習のとおり、同僚からの連絡はどんどん減り、逆に新しいコミュニティが生まれ始めています。



これが退職前の練習です。
自分の内面と真剣に向かい合う時間だったんです。

他人の目を気にすることもなく、
忙しいふりをすることもなく、
もったいない時間を無駄にしないようにとか、
仕事の準備をしておこうとかもなく、

自由な時間、あるいは、退屈な時間
そう、自分と向き合う時間


かつては貧乏性の旅行だったんです。
限られた時間にすべての名所を巡る、有名どころのレストランで食べるってことをついついしがちだった。ホテルでゆっくりするのは勿体無くて、とか考えてました。


やってみると面白いものだし、大きな気づきを得たことを覚えています。


現在、セカンドライフがスタートしています。スタートする前にライフシフトへの不安軽減には、この練習が役立っていたと今、実感しています。


フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com