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【あなたはどっち派!?】 フィリピン留学 vs オーストラリア留学

いつか留学してみたいな。
そう思ったことありませんか?

時間がない、お金がない、年齢、色んな事情で諦めてきた人など、やりたいのに出来なかった理由は十人十色それぞれあると思います。

今日は留学が少しでも身近になるようなお話をしていきたいと思います。


私が初めて留学したのは30歳の時でした。

留学の経緯と履歴
①派遣切りにあい、次の仕事を考える前に英語力の向上を目的にシドニーへ半年語学留学
②帰国。自分の思ってるレベルに全く到達しなかったので、もう一度戻ることを決意
③留学資金を貯めるため日本で半年間働く
④フィリピンへ2週間の語学留学
④ワーホリとして再びシドニーへ


フィリピンもオーストラリアも、どちらも楽しかったし有意義な時間でした。
しかし授業の背景や環境、学校以外での英語に触れる機会は全く違うものでした。

これから留学を考える人、留学ってどんな感じなんだろうと思う方へ、フィリピンとオーストラリアへの語学留学のそれぞれの違いを実体験を交えてご紹介します。


オーストラリア

―留学費用が高い

オーストラリアでの留学費用は、フィリピンに比べ高いです。
私の場合、学費だけで半年で90万円ほど。
その他に、食費や家賃など住むための費用もかかってきます。
また3か月以上の場合はビザも必要になりますし、保険も加入しなくてはいけません。
なので半年で200万円くらいはかかりました。
物価は高め。

【参考】
2階建て高層マンションのシェアハウスで、1週間AU$140(約¥22,000)のところに住んでました(水道光熱費+お米付き)。
10畳1部屋に4人。隣の部屋には8畳に3人。
リビングにはパーテンション越しに2人が住むという、日本じゃ考えられない環境でした。
もちろんプライバシーはほぼ無し
食費は自炊すれば日本と変わらないくらいで対応出来ました。
パスタと果物が安い!

―グループレッスンと多国籍クラス

学校の授業は全てグループレッスン
私のクラスには日本人の他、韓国、ブラジル、メキシコ、コロンビアなどの南米、インドネシア、中国、タイなどアジアからも来ていて多国籍でした。
割合は日本人が多く、次いで韓国人、南米、アジア。
上級者コースにいけば日本人は少なめ
文法が得意な日本人と韓国人は中級コースに多い印象です。

レッスンでは物怖じしない南米出身者が発言することが多く、私含め大人しく前に出たがらない日本人の多くは発言する機会が少なかったです。

生徒は10代~20代が多かったです。


―英語環境

オーストラリア留学の一番のメリットは、外へ出ればすぐに英語環境なところ。
シェアハウスの交渉も、買い物も、レストランでも、全て英語で対応しなければいけません。

私は極力日本語を使いたくなかったので、語学学校へ通ってる間はシェアハウスも日本人がいないところを選びました。
学校でも日本人とはつるまず、よくブラジル人とコロンビア人の友達と遊びに行ってました。

【参考】英語に自信がない人でも、日本コミュニティが複数あるのでなんとかなります。
仕事も家も、日本人用のwebサイトで探せます。


―Meetupが盛ん

【Meetupとは?】同じ目的の人たちが集まる交流会みたいなもの。

学校以外でも英語で話す機会がほしかったので、友達探しや英語学習者たちの集いなど、色んなMeetupに参加しました。

英語を話す機会が沢山作れるのも英語で喋りたい人がいるのも、オーストラリア留学の魅力だと思います。


フィリピン

―留学費用が安い

フィリピン留学の魅力は、学費に食費も住居費も入っているところ。
私の場合は短期だったので少し割高でしたが、2週間で20万円程度でした。
住むところも探さなくていいし、毎日ご飯を作る必要もありません。
楽ですね(笑)

【参考】
3食のご飯にフィリピン料理も出てくるので、学びながらローカル料理も食べれます。果物が本当に美味しい。

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これはなんだ?というのも出てきます笑


【参考2】
部屋はランク別、1人部屋、2人部屋、3人部屋等から選べました。
資金に余裕がある大人組は1人部屋、若い人達は2人部屋以上のシェアルームの印象でした。

私は2人部屋でルームメイトはDJやってる若いイケイケ女子でした。
年齢もタイプも全く違うのでどうしようかと思いましたが、人懐っこい子でとてもいい子でした。私よりも長く滞在しているので、オススメのマッサージ屋さん等に連れてってもらいました。


―マンツーマンレッスン

フィリピン留学の授業は基本マンツーマンレッスン
そして私の学校では自分の受けたい授業が選べました。
自分の目的に合わせたレッスンが出来るのはありがたかった。
私の目的はスピーキングだったので、話すこと中心のカリキュラムを組みました。

マンツーマンレッスンなので、授業の脱線もしばしば。
特に仲の良い先生との授業はずっと恋愛話をしていた時もありました(笑)
でも英語で話しているので、スピーキング練習にはなりました。

【参考】
フィリピンの先生は、ネイティブの先生に比べて文法が弱い印象があります。
たまにそれ合ってる?と思うこともしばしば。


―生徒は日本人のみ

授業が終わればズブズブの日本語環境。

それをデメリットと捉えるのかは人それぞれですが、生徒の年齢層は10代~60代以降と幅が広いので色んなバックグラウンドを持った人に会えました。

もし「英語をガチガチに学びたいんだ!」と思っていた時期だと、日本人同士の交流をなくしていたかもしれません。
ですが幸いフィリピン留学していた時の心境は、『英語を学ぶ』というよりかは『話す感覚を思い出す』だったので、年齢も人生経験も違う方々の話を聞けることにとても価値を感じました。
実際面白かったし色んな生き方があるなって思いました。

2週間という短い間でしたが、その時たまたま同じ時に学校にいた、というだけで今でも交流があるのは嬉しい限りです。


―物価が安い

食事は寮でも出ましたが、たまに外食することもありました。

外食も安い!みんなで行ったイタリアンは最高だった。

写真は前菜。2000円もしなかったような。他にもパスタやピザ等を頼みましたが、6人くらいで行って1人1500円くらいでした。

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共通点

●フルーツが美味しい

【フィリピン】

フィリピンで食べたパイナップルは本当に美味しかった。
口の中が痛くなるなので日本では缶詰でさえほとんどパイナップルは食べません。
でもフィリピンで食べたパイナップルは甘くて口の中も平和でした。
フィリピンに行ったらまた食べたい。


【オーストラリア】

マンゴーが安い。
セールしている時は1個$1で買えました。
そして美味しい。
種無しブドウも安くて美味しかった。

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・留学はアウトプットする場

もし留学をするなら、文法や単語などインプットする勉強は日本にいる間にしておいた方がいいです。
せっかくアウトプットする場があるのに、海外でインプットに時間を使うのはもったいなすぎる

”生きた”英語は実際に使っている環境にいる時に学びます。
ぜひ留学中は座学ではなく実践で習得する方に力を注いでください。


おわりに

ネイティブがいるオーストラリアに留学するのもいいですが、お金や時間に余裕がなかったり、オーストラリアはハードルが高すぎる!と思う場合はフィリピン留学で感覚を掴んでみるのもいいと思います。

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私はまた語学留学するならフィリピンに行きたいです。
滞在して楽しむだけならオーストラリア。


自分の目的に合わせて決めることが大切です!

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最後までお読み頂きありがとうございます!

留学の他にも海外1人旅もしています。
なぜ1人で海外に行くのか?について書いてますので合わせてどうぞ!


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