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FIRE後の趣味:数字を見ているのが好きです

セカンドライフは好きなことをして過ごしたい。
私は何が好きなんだろう?

日常生活を振り返った時、数字を見ているのが好きであることに気づきました。特に複数の異なる事柄の相関関係を探るのが好きです。昨日のまこさんnote記事で趣味とは?を考えました。

趣味はなんですか? と聞かれたときに、答えにくいけど、実は好きなものとして、数字を見てるのが好きなんです。

事例として、ひとり遊び大好きな例題を4つ、今日の記事として書きます。

例1:ピクミンブルームの歩数をトラッキング
例2:マニアックなまこさんnoteレビュー
例3:特記事項の文字数と営業成績の関係
例4:資産管理シートの活用



例1:ピクミンブルームの歩数をトラッキング

ピクミンブルームとは、iPhoneの歩数計と連動して、歩くことで街に花を咲かせるゲームアプリ。友人たちとアプリ上で友達申請をすることで、毎日歩いた歩数が友人同士で共有することができます。

そこで、友人たちのレベルアップ推移と累積歩数推移をカウントしてみました。

マメで、細かくで、バカバカしくて、つまらない作業だと感じるでしょう。しかし、私は好きでやっています。

トラッキングされた友人たちからは、まこさんが、「平和なピクミンブルームに競争心を掻き立てるグラフを作成して煽ってきた!」と冗談半分にいじられました。

下図がピクミンブルーム繋がりの友人たちのグラフ

縦軸:歩数
横軸:日付


縦軸:レベル
横軸:日付


しかし、私は友人たちの進捗状況には大した興味もありません。人が思いもしない気づきを見つけて、実行して、見える化するのが好きなだけなんです。

褒められたいとか、称賛されたいなどといった気持ちはあまりなく、ふと気になった数値を元データにして客観視してみたくなった気持ちに忠実に行動しただけです。

他者から見て、「くだらなくて、バカバカしくて、何やってるの、ひまだね〜」って思われていることは認識しています。他者視線を強く意識して、同調圧力の中で生きている会社員なら、この発案を実行に移さないことでしょう。

私は自分軸で、自分のしたいことを行動すること念頭においているので、人に迷惑をかけてないのであれば、どう思われても実行する方が心地が良いのです。(今回の場合は競争心を煽られて迷惑な行為かもしれませんが)

ピクミンネタでは、他にもピクミンの移動速度は何キロなんだろうと素朴な疑問を調べたくなって下記のような記事も書いています。

セブ島滞在記 ピクミンの移動速度を測ってみた

マニアックすぎて、没入できている時間が好きなんです。


例2:マニアックなまこさんnoteレビュー

まこさんnoteレビューも、マニアックなData集積を元に、多角的に解析して、相関を見ています。「それして何になるの?」と思う他者視線を気にすることなく、自分がしたいから、実行しているだけです。

セカンドライフって、やりたいことを素直に実行に移すことなので、Googleスプレッドシートにデータ入力しながら、眺めていることは、とても心地の良い時間なんです。

たとえば、
ビューが投稿直後がピークでそのあと減ることや、
ビューとスキ数との相関や、
フォローワー流入の方法や、
ダッシュボードデータの管理方法などなど

自分で発案して、
自分でデータ収集して、
自分で仮説を立てて、
自分で相関関係を導き出しています。

主語はすべて自分。

会社員の時も、膨大なデータを取り扱い、オムニチャネルチーム員として、AIエンジンのプロジェクトに参加して、業務に携わっていました。作業自体は機械的なものでそれほど複雑なことではありません。

それでも私はどうしても、その作業にのめり込めない自分を認識していました。求められて結果は出してはいます。しかし、私は会社員で、誰かの発案、指示、決められて方向性のレールの中で動いているからです。

noteを多面的、多角的データ解析して、相関をみているものにご興味がおありの方は、下記まこさんnoteREVIEWマガジンが楽しいと思います。


例3:特記事項の文字数と営業成績の関係

今でも忘れ慣れないエピソードがあります。数字遊び好きの私は、その特性を活かして奇想天外なレポートによって管理職試験を合格しました。

このレポートは、私が全国450名のMR報告書に書いてある文字数を全て数えて、多角的にカテゴライズして分析して、各医師ごとの自社製品の処方箋推移と特記事項文字数との相関関係を導き出したレポートです。

簡単に言うと、
バカバカしく、
くだらなく、
なんの役にも立たないものですw

とはいうものの、ユーモアたっぷりのレポートです。同僚にはバカウケしましたが、営業会議に用いる内容ではないことは私も同僚も百も承知です。

まこさんnote:
管理職の”器”とは? 昇格試験プレゼンで私の個性を引き出した驚きの指示


この詳細はこの記事(参照記事リンク→管理職の”器”とは? 昇格試験プレゼンで私の個性を引き出した驚きの指示)に書きました。


例4:資産管理シートの活用

数字好きの大きなメリットは資産形成にも役立ちました。今でこそ経済指標や株式情報はネット証券のサイトで手軽に無料で入手できます。

30年前に投資を始めたころの素人が入手できる情報源といえば、四季報と日経新聞くらいしかありません。

今思い起こせば、毎日変動する株価が何によって影響するのか、その変動要因の相関性などをボンヤリと探り始めていたような気がします。

株価の管理もネットが発達してない時でしたので、手書きでノートに写して、方眼紙にグラフ化までしていました。

現在ではMoney Forward Meによって手軽に資産管理ができるようになりました。それでもなお、まだ自分なりのスプレッドシートのほうが使い勝手が良いし、カスタマイズが手軽なので、資産管理は自作のシートを全面活用しています。

個人資産は30年の投資経験の記録が残っています。見返すと、インターネットがまだ知れ渡ってないことから記録をつけているため、今以上にマニアックで細かい数字が並んでいます。

自分で見てもこだわりが強すぎることを感じます。デジタル時代になって、クリック一つで多角的に分析できるようになったのは、私にとって良い方向に働いています。

まとめ

会社員時代の仕事は、鬼のように成果を求めていました。数字に対する興味が湧いても、成果に直接結びつかないことがわかると、チームでの作業を優先して、自分の興味は我慢して脇に置いて仕事に打ち込んでいました。

会社員としては当然の行動です。まあ、それでも、チーム員からはわがまま者あつかいされてましたけどね。

セカンドライフでは、自分で自分の時間をコントロールできるので、興味関心の赴くまま、周囲の視線も時間も気にせずに打ち込むことができます。セカンドライフの素晴らしさを毎日感じています。



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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com