変化したいのはだれ?
あなたは、変わりたいです?
この質問に、多くの人が
「はい!」
と答えそうですね。
現状への不満や、達成したい目標など、
変化しなければ目的達成できないものばかりのことでしょう。
面白いイラストを見つけました。
どちらも、
「Q:変わりたいですか?」
と問いかけられているように見えますね。
しかし、よく見ると違いがあります。
①Who wants change?
(直訳:誰が変化を望むのですか?)
先生からの質問に生徒たちは、嬉しそうに手を上げてます。
②Who wants to change?
(直訳:誰が変えることを望むのですか?)
この質問には、生徒たちは顔をしかめて誰も手をあげません。
質問文なので返答してみましょう
① Q:Who wants change?
(誰が変化を望むのですか?)
A:I want change.
(私は変化が欲しい)
このチェンジは名詞として使われてますね。
私は変化が欲しい。
変化自体が欲しいと言っています。
自分自身で変化したいわけではなく、自分が変えるよりも、誰かが変えてくれる方がいいのにな〜と ”他力” な印象が含まれていそうです。
② Q:Who wants to change?
(誰が変えることを望むのですか?)
A:I want to change.
(私は変わりたい)
このチェンジは動詞として使われてます。
私は変化したい。
主語である ”私” が主体性を持って、変化することの希望を宣言してます。
自分自身で ”自力” で何かを変えたい人なのでしょう。
◇ ◇ ◇
もう一度、イラストを見て、生徒たちの反応を見てみましょう。他力には手を挙げるけど、自力での変化には、手をあげないんですね。自分ではやらないで、他人任せにしていることを皮肉っている風刺画ですね。
あなたは自己啓発で変化を求めるとき、
日本語で「私は変化したい」はどちらの意味で使ってますか?
名詞:変化
動詞:変化する
同然、動詞として使っていますよね。
変化するとは、動詞なので、動きがなくてはいけません。
それは行動することです。
変化するために、行動することです。
あなたは行動してますか?
フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com