見出し画像

「JANAI COFFEE」の大ヒットから学べること

「JANAI COFFEE」というお店をご存知ですか?
表向きはコーヒーショップなのですが、HPの謎を解いて秘密を見せると隠し扉から隠しバーに入れるコーヒー屋さんです。

以前、漫画家のホリプーさんが描いた漫画が20万いいね以上のバズになり、600件以上の予約が埋まり1年先まで一杯になったらしいです。

ここから非常に面白い話なのですが、なんとこの漫画が投下される前日。コロナの影響で、お店のオーナーは緊急経営会議を開き、お店を閉めるかどうかを議論していたとのこと。

その翌日に、お客さんとして来店された作者が投下した漫画がバズリにバズり、冒頭の結果につながったそうです。

当然、ホリプーさんは、広告案件ではなく実際にお客さんとしてお店を訪問し、そのお店のワクワク感に感動して漫画を描いたそうです。

「漫画を描いてもいいですか?」とお店のオーナーに伝えた所、オーナーは承諾したそうですが、実際オーナーは半信半疑だったそう。

SNSって面白いですね。しかし、バズるかどうかは計算できない。これは奇跡というよりも、まさに時代を捉えた感動やワクワクを商品化する店舗設計にあったと思います。

目新しく、今までにない斬新な、知る人ぞ知る店舗設計をすることができれば、このようなSNS時代は大ヒットにつながると思います。

先日、渋谷にある夜パフェのお店に行きましたが、なんと50分待ちの大行列でした。平日水曜日の夜ですよ。。実際、夜パフェは都内で流行っており、Instagramを中心にオシャレなパフェ画像が投稿されています。

僕も含めた全てのマーケターが考えなくちゃいけないのは、「どう届けるか」ではなく、「届けたいと思うクオリティのコンテンツをいかに作れるか」が勝負だと改めて感じました。

皆さんのお仕事に何か参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?