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第24回 褒められ上手な子どもは、どんどん伸びていく…親子で褒められ上手になろう!

 言われたこと、ありませんか?
「○○ちゃん(あなたの子どもさん)、いい子ですよね〜。」

そのとき親であるあなたは、どう応え、どうリアクションしますか?
「いえいえ、うちの子なんて…」
「いえいえ、○○ちゃん(相手の子どもさん)の方がいい子ですよ。」
「そんなことないない〜」

あなたの子どもさん…可哀想ですね。

そのあなたの態度は、“謙虚”や“謙遜”とは決して言いません。それは、我が子に対するある種の“虐待”なのですよ。それだけではなく、親であるあなたの礼儀、マナー、コミュニケーション能力の問題でもあります。

少し厳しいですね。
でもこれは本当に大切なことなので、強めに言いたいのです。世界に類をみない日本人の自己肯定感の低さは、こういう何気ないことが原因になっているんです。

まず、「ありがとうございます」と言うべきではありませんか?だって、あなたのお子さんを褒めてくれたのですから。万が一それがお世辞であったり、イヤミであったとしても、まずは「ありがとう」なのです。 
 
私たち日本人の苦手なことの一つが、この、「褒められる」ということですよね。苦手というか、褒められたいのに、承認欲求が強いくせに、褒められたときのリアクションがぎこちない、褒められ慣れていないと言った方がいいですね。

褒めてくれた方を、なんだか褒めない方が良かったのかも、ひいては褒めて悪かったかもというような気持ちにさせてしまうというね。そうしたら、もうこの人のことは褒めないようにしよう、褒めたくないかも、というようなことになりかねないのです。ここで、大人同士の人間関係は一歩後退ですね。

さて、このような言葉と行動、すでに親の場合は習慣になってしまっていると考えられますが、要因は、まず育った環境と親ですね。これは毎回のことですが、ほぼ主要要因です。でもご心配なく!どんなに不幸な家庭環境で育っても、どんな親に育てられたとしても、その人の生きる力と意識で、いくらでもこれまでの習慣を変えることはできますから。

簡単です。
又言ってるとお思いでしょう?

まず自分のこと、家族のこと、自分に関わるすべての人とことに大して、好意的な内容を言ってくれたときは、とにかく「ありがとう」なのです。そしてここ大切!大切なのは内容です!それがお世辞であったり、イヤミであったり、ほめ殺しであっても、内容が自分にとってプラスであるならば、顔が引きつりながらでも、ひとまず「ありがとう」なのです。

どれだけ嫌いで、どれだけ憎たらしい相手でもね(笑)。俳優になったつもりで、今日からやってみませんか。「ありがとう」キャンペーン!

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