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第51回 子育ての三種の神器とは?完璧なママなんてどこにもいない、ある意味みんなポンコツ…(笑)

 過保護、過干渉、ネグレクト、愛情不足、虐待などなど、今の日本はお母さんを責める言葉があふれています。

今、このブログを読んでくださっている方の中にも、「もしかして私のことかも…」と思われた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。逆にそう思って悩んだ経験のある方は、自分のことを客観視しようとしているわけで、多分そんなに大きな問題ではありません。本当に問題のある方は、このような言葉が何も気にならない、又は「私は大丈夫、私はきちんとできている。」と思っています。

勘違いしている人が多いのですが、「自信がある」ということと「自分が正しい」と思っているということは、まったく違います。自信がある人というのは、自分は多分間違っていないということを信じていて、もし間違っていたらきちんとそれを直し、よりよい方向にもっていこうと考えています。一方自分が正しいと思っている人は、他人の意見を聞かず、違う意見の人に自分の考えを理解させようとします。悪く言うと押し付けるわけです。だって相手は間違っているのですからね。ある意味「自分が正しい」人にとっては、それは正義感であり善意でもあるわけです。

「自分が正しい」人は、人間は人それぞれであり、それぞれの「正しい」を持っているということが理解できません。人の価値観は違うのが普通のことであり千差万別。そしてそれは、自分の子どもにも言えるのだということが分からない。自分の子どもだから、自分の「正しい」が当たり前だと思っている。

違いますから…(笑)

「自信がある」人が自分と違う意見を聞いた時には、興味を持ってその内容を知ろうとしたり、それを自分に活かそうと考えます。そう!心が寛容なのです。自信があれば小さなことで動揺したり焦ったりはしませんから、どう考えても間違った意見を言う人がいても、それをじっくり聴くことができます。心にゆとりと余裕があるから、人を受け止め、さらには受け入れることもできる。世間的に言うと「器が大きい」ということです。人が話しているのを遮ったり、自分の話をかぶせたり、いちいちちょっかいは出さない。

そうです!
「自信がある」人は、待てるんです。

さらに言うと、「自信がある」人は決して言い切りません。言い切る人というのは、それをすることで自分を防御していて、それはある種の洗脳でもあります。ここまで言うのなら、この人の言うことは正しいのだろうと思う人が多いのが私達日本人。人を疑うことは、あまり良くないと思っているということがあります。まぁ単純に、いい人が多いということです。

それではこれを、子育て中のお母さんに当てはめてみましょう。「自分が正しい」お母さんは、もちろんその価値観を子どもに押し付けます。そしてかいがいしく世話をし、子どもが失敗する前に全部解決してくれます。でも、もしそれを未然に防げず子どもが失敗してしまった場合は、その結果について𠮟責し、文句を言いながら後始末をしてくれます。

一方「自信がある」お母さんは、子どものことを気にかけながらも自分の手は出さず、何をやっているのかを見ています。そして自分の中に、こうなったら助けようというルールを決めていたりします。あとポイントポイントで、何をやっているのか確認のための声掛けをする。「きちんとあなたを見ているよ」ということを伝えているわけです。

なぜ、手を出さずに見ていられるのか…
それは子どもを信じているからです。自分を信じている親は、我が子のことも信じられるということです。

ということで、私の考える子育ての三種の神器とは、子どもを…
①信じる
②待つ
③応援する
子どもの人生は子どものもの、お母さんはあくまでも子どもの人生のサポーターであるということ。子どもが小さい頃は、ナビゲーターの役目をすることが必要ですが、あくまでも到着場所を設定し、人生という車を運転するのは子どもであって、お母さんは子どもの人生の名脇役であるべきであると私は考えています。主役ちゃうからね!絶対にハンドルを奪ってはいけない!

そしてお母さんもお母さん自身の人生を悠々と生き、その姿を子どもに堂々と見せる。お互いにいい刺激と影響を与え合える親子、家族でいられれば、それはとても幸せなことではないかと、そしてそういたいと、常に願っています。