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第19回 子どもに自分の失敗談を話そう!一緒に大笑いすることで、親子の絆は深まる…

 子どもの頃を思い出してみてください。小学校、中学校、高校まで。

今もハッキリ、顔が浮かぶ先生はいますか?
その先生は、どんな先生でしたか?
どんな話をしてくれましたか?
あなたが困ったとき、つらかったとき、どう接してくれましたか?
その先生に、今、笑顔で逢えますか?

 子どもは、おもしろい先生が好きです。多分、あの先生はいい先生だったと思える先生は、つまらない話を延々とするようなことは無かったのではないでしょうか。自分の子どもの頃の話や、子ども達が好きなことの話、自分の失敗談なんかを話してくれたのではないですか。そして、クラスで大笑いした想い出がある。

 一方、自分の自慢話を子ども達(自分より弱い立場にいる人達)の前で披露して、自画自賛して満足している先生(偉い人)。そういうときの聞き手の心の声ですけどね、まさに「反吐が出そう」なのだろうと思うわけです。

ハッキリ言います。
人の自慢話は、おもしろくないものです(笑)
みんな様々な事情があって、我慢して聞いているだけなんですよ。誇らしいのはご自分だけ、いつも近くにいる人達も、またか…と思っています。これほんとにほんと(笑)

 さて、子どもはおもしろい大人が好きという話。それは家族でも同じこと。親だから好きとは限りませんよ。もちろん子どもは自分の親を頼っており、他の大人とは違う特別な存在であり、できれば好きでいたいと思っています。

 親を愛することは、決して義務ではないのです。だから親のことを嫌いな子どもは悪い子どもなのかといえば、そうではない。私の持論では、子どもをそうさせた親の方が悪いとなります。しかし子どもは、そういう自分に罪悪感を持つことが多い。そしてそれ以降の心の成長と、大人になってからの親との関係に大きな影響を及ぼします。

日頃、子どもさんとどんな話をしていますか?
母だけではなく、父と子どもさんの会話はありますか?
子どもさんが、今、一番好きなもの、ことは何かを知っていますか?
そして子どもさんは、親であるあなたのことをどれくらい知っていますか?

 もし親であるあなたが、子どもさんと普通の、たわいのない、大したことのない、しょうもない会話ができていない場合は、このような質問には速答できません。

これについて自信のない親御さん、もし近々、子どもさんとゆっくり話せる時間ができたら、ぜひご自分の失敗談を話してみてください。ただ深刻になったり、つらくなる内容は避けてくださいね。少々ほろ苦くても、最後には笑える内容でよろしくお願いしますね。

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