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第38回 ハングリー精神は崇高?劣等感が消化できる人、できない人…結局は育ちと性格の良さがカギになる!♯2

時代が違う
世代が違う
社会が違う

今どきの若いもんは…
私は50代の日本人女性ですが、これについてはいまだ、一度も思ったことはありません。その理由の一つは、私の職業にあります。英会話講師として、ほぼ毎日小学生から高校生までの生徒さん達とコミュニケーションをとれていることは、私の人生の福運の一つです。

そして今、彼らの世代は何が好きで、何に興味があって、日本、いや、世界の若者のトレンドは何なのかを知りたいという好奇心がすごいんです。私も一緒に楽しみたいし、分からないことはききたい!教えてもらいたい!新しいことを知りたい!

そういう指導者であり、母親です。

多分、必死で苦労して時代を作ってきた人達は、自分の経年劣化に対する焦りと悲しみ、自分より若い世代に対する嫉妬、がんばってきた自分に体する承認欲求、愛や慈しみの感情に対して、それを素直に認めたくない、まだまだ丸くならないぞという反骨精神…それを、若さや情熱と勘違いしているのだろうと感じています。

だから自分より若い人、立場が弱い人、下に見ている人に対して、頭を下げて何かをお願いすることができない。そして、“ありがとう”と“ごめんなさい”が言えない。

苦労してこの国をつくってきてくれた人達のお陰で、平和で裕福な暮らしができている世代に対して、その苦労した世代が、逆に嫉妬心を持つという矛盾があると感じています。

ボンボンだから
お嬢さまだから

いえいえそれは、あなた方のお陰なのですが…
この構造が、そこかしこで見られるこの国。努力や向上心は必要ですが、いらない苦労はしなくていいし、器用に生きていくことも必要でしょ。

楽しんで喜んで軽快に人生を生きる。
それではダメですか?
あなた方と同じ苦労、同じ思いをしないと、幸せになってはいけないのですか?

そして私が老若男女、職種、立場を含めて、様々な人達との出逢い及び人間関係の中で思うこと。

言葉と所作、立ち居振る舞いには、育ちが出ます。そして言葉の端々には、性格が出ます。自分より幸せな人(あくまでも、個人的判断によるところですが)に対して、いい思いを持てない人は、その人の陰口を言う前に、自分に問いかけてください。

私は、幸せですか?
私は、私の人生を生きていますか?
私は、私に生まれてよかったと思っていますか?

本日は『心理学』からの考察と言うより、私の経験と体験からの呟きになってしまいましたが、ここね、これから自分はどんな人達と生きていくかということは、とても大切です。

そしてそれを判断できる直観と目、その根っこには、“自分を知る”ということがあるわけです。

まだ続く…

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