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《#MINTチーム合宿レポート》Project MINTコーチ集合研修実施!vol.2

9月中旬に二日間、福岡県糸島市でProject MINTコーチたちと創業者の植山、パイロットフェローの有志たちと10月20日から始まる第1期プログラムに向け、集合研修を行いました。その様子をお伝えしたいと思います。今回は前回のvol.1に続き、後半のvol.2をお届けします。

ーコーチ研修の流れー
①お互いを深く知る
②自己を深く知る
③チームの未来を描く


Vol.1では①の「お互いを深く知る」の途中までお伝えしました。


Project MINTが目指す世界を実現する上での問題・課題について話し合ったあとは、フォーカスを自分自身に向け、自己をより深掘りしていく「内省」の時間へと移ります。


内省では、エンパシーサークルという、非暴力コミュニケーションの学術的なアプローチに基づくワークショップをグループに分かれて行いました。


辛いなあ、不本意だなあ、と思う現実について話していきます。聴き手である相手は、ただひたすら話し手の話を聴きます。そして、話し手から垣間見れる感情を、100以上ある「感情のリスト」を見ながら、話し手にカードを渡していきます。「悲しい」「もどかしい」など細かく感情を言語化していきます。

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そして、その感情の奥にある”ニーズ” (人間が本能的に欲しているもの)のカードを渡していきます。


“ニーズ” の例としては、「繋がり」「健やかさ」「コラボレーション」「思いやり」「調和」などです。


この作業を行うことによって、話し手は、普段意識することのない、自分の感情やその奥にある”ニーズ”を再認識することができます。この本来の”ニーズ” を理解していくことは、内省を行っていく上でとても重要になっていきます。


なぜなら内省とは、自分が無意識に持つ物事の見方、価値観の枠組み、根源的な”ニーズ”に、まずは気づき、そして受け⽌めることだからです。


ワークショップでは、その”ニーズ”をさらに深掘りしていきます。


これらの”ニーズ”は自分の腹の底にある純粋な願いから湧き上がってくる”ニーズ”なのか、それとも他者を起点とした不安や恐れからきている”ニーズ”なのか、と自分の中で俯瞰していきます。

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この作業はとても困難です。


弱い自分や他人の目ばかりを気にしている自分を受け入れるのは難しいですが、しかしそんな自分を否定すると、余計意識することで本来の行動パターンは変わらず逆に強化されていく一方です。


誰しもこう言った他者起点の”ニーズ”は持っているものです。なぜなら私たちは、家庭や学校、職場の中で、社会適合を繰り返しながら生きているからです。そして、本能的に、孤独を避けたい、価値を認められたいという欲求や、ありのままの自分ではそれが叶わないのではないかという無意識の観念を抱えています。これらを”パラダイム”と呼びます。多くの人は、”パラダイム” によって不安を駆り立て、防御的な行動を無意識のうちに行っているのです。


大切なことは、それ自体の良し悪しを判断することなくまずは自覚して受け入れる。その上で、本来の願いを起点とした”ニーズ”の選択ができるように、自分の中にスペースを作り出していく。それだけで自身のパラダイムシフトが少しずつ始まります。


このセッションを通し、コーチ一人ひとりがこの”ニーズ”の奥深く眠る本能的な”パラダイム”を言語化、視覚化し、対話によって認識していきました。

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コーチの表情もガラッと変わり、真剣な眼差しへと変わりました。これまで自分の考えにこういった癖があったのか、と受け入れることの難しさとの向き合いです。


そして、前回のセッションで創りあげたProject MINTが目指す世界を実現する上での問題・課題をもう一度、コーチ⾃⾝のパラダイムから、改めて眺めてみました。


ガラッと見方が変わったことに全員が驚きを隠せない表情。そして、自分もこの問題・課題の中の加担者の一員だ、と全員が自覚するようになりました。


創設者である植山も含め、コーチ、パイロットフェローたちも改めてこの問題は自分たちの問題であるということ、を実感しました。MINTがミッションとして世界に掲げているものは、自分たちも必要としていることを理解していきました。


そこで、これらをベースとして、③「チームの未来を描く」フェーズに移っていきます。ここでは、Project MINTが目指す最高の未来を、自分たち、フェロー(未来の受講生)、社会の3つのレベルで上げていきました。

今回のブレストは、自分もこの問題・課題の一人として認識したあとなので、前回と違い、自分事とされ力強い意見が交わされました。


MINTが創りあげる未来。


自分たちは、共に学び合い家族のような存在になっていくこと、フェローたちには、軽やかにコンフォートゾーンを超えて一皮むけて欲しい。そして社会でMINTは働き方・生き方の観点で革命を起こしている。など挙がっていきました。


そして最後に、それらの集大成となるような”意図”をみんなで出し合いました。

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これは、コーチたち個人が心からそうなりたい、と願うものが全員のものと合わさったMINTとしてのチームの意図になります。


これは、内部のみの秘密の”意図”となりますのでここでは公開しませんが、軽やかに、成長していく勢いを感じさせる”意図”となりました。


以上が合宿レポートになります。


Project MINTコーチ陣初め運営スタッフは日々、第1期プログラム開講にむけて着々と準備をしております。


フェローにとって人生を変える10週間となるようコーチ、スタッフ一同頑張っていきます!

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