ジャケット_傷寒論講義_2_1

平脉法第二 39

NISHIZUKA LABO
寸口脈微而渋.微者衛気衰.渋者栄気不足.衛気衰.面色黄.栄気不足.
面色青.栄為根.衛為葉.栄衛倶微.則根葉枯槁.而寒慄咳逆.唾腥吐涎沫也.

〈ポイント〉

・気血の不足が顏に現す色と症候

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『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」であり、病位です。 経絡経穴で治療する鍼灸師(特に経絡治療家)には、この考え方が不足しており、これを学ぶために『傷寒論』を学ぶ必要があるのです。 『傷寒論』を学び理解することで、病気が立体的にとらえられるようになります。 本連載では、経絡治療家がどの様に『傷寒論』を読めばいいかというテーマに挑戦したいと思います。【大上勝行】

『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『平脉法第二』をまとめました。

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