マガジンのカバー画像

【経絡治療からみた傷寒論②】平脉法第二

50
『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『平脉法第二』をまとめました。
『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」… もっと詳しく
¥500
運営しているクリエイター

記事一覧

平脉法第二 01(1/2)

問曰.脈有三部.陰陽相乗.栄衛血気.在人体躬.呼吸出入.上下於中. 因息遊布.津液流通.随時動作.効象形容.春弦秋浮.冬沈夏洪. 察色観脈.大小不同.一時之間.変無経常.尺寸参差.或短或長.上下乖錯.或存或亡.病輒改易.進退低昴.心迷意惑.動失紀綱.願為具陳.令得分明. 〈ポイント〉・陰陽の気が身体を運営し、それは脈に現れる。

有料
100

平脉法第二 01(2/2)

師曰.子之所問.道之根源.脈有三部.尺寸及関.栄衛流行.不失衡銓.腎沈心洪.肺浮肝弦.此自経常.不失銖分.出入升降.漏刻周旋.水下二刻.一周循環.当復寸口.虚実見焉. 変化相乗.陰陽相干.風則浮虚.寒則牢堅.沈潜水畜.支飲急弦.動則為痛.数則熱煩. 設有不応.知変所縁.三部不同.病各異端.大過可怪.不及亦然.邪不空見.終必有奸.審察表裏.三焦別焉.知其所舍.消息診看.料度府蔵.独見若神.為子條記.伝与賢人. 〈ポイント〉・脈に身体の中の状態が現れる。 ・病気の時はその変化が

有料
100

平脉法第二 02

師曰.呼吸者.脈之頭也. 〈ポイント〉・脈の遅数は、呼吸を基準とする。

有料
100

平脉法第二 03

初持脈.来疾去遅.此出疾入遅.名曰内虚外実也. 初持脈.来遅去疾.此出遅入疾.名曰内実外虚也. 〈ポイント〉・脈の去来で虚実を知る

有料
100

平脉法第二 04

問曰.上工望而知之.中工問而知之.下工脈而知之.願聞其説. 師曰.病家人請云.病人苦発熱.身体疼.病人自臥. 師到診其脈.沈而遅者.知其差也. 何以知之. 表有病者.脈当浮大.今脈反沈遅.故知癒也. 〈ポイント〉・脈によって、病気の現状・予後を知る

有料
100

平脉法第二 05

仮令病人云腹内卒痛.病人自坐. 師到脈之.浮而大者.知其差也.何以知之. 若裏有病者.脈当沈而細.今脈浮大.故知癒也.  〈ポイント〉・脈と病証を照らし合わせることによって、病の状態・予後を知る。

有料
100

平脉法第二 06

師曰.病家人来請云.病人発熱煩極. 明日師到.病人向壁臥.此熱已去也. 設令脈不和.虚言已癒. 〈ポイント〉・四診の一致

有料
100

平脉法第二 07

設令向壁臥.聞師到.不驚起而盻視.若三言三止.脈之嚥唾者.此詐病也. 設令脈自和.処言此病大重.当須服吐下薬.鍼灸数十百処乃癒. 〈ポイント〉・患者の所作からも、病状が分かる

スキ
2
有料
100

平脉法第二 08

師持脈.病人欠者.無病也.脈之呻者.病也. 言遅者.風也.搖頭言者.裏痛也.行遅者.表強也. 坐而伏者.短気也.坐而下一脚者.腰痛也. 裏実護腹.如懷卵物者.心痛也. 〈ポイント〉・望診で得られる情報

スキ
1
有料
100

平脉法第二 09

師曰.伏気之病.以意候之. 今月之内.欲有伏気.仮令舊有伏気.当須脈之. 若脈微弱者.当喉中痛似傷.非喉痺也. 病人云.実咽中痛.雖爾今復欲下利.  〈ポイント〉・脈によって隠れた病を探す。

スキ
1
有料
100

平脉法第二 10

問曰.人病恐怖者.其脈何状. 師曰.脈形如循糸累累然.其面白脱色也. 〈ポイント〉・精神の乱れも、気血による ・脈が細くなる=血虚

スキ
2
有料
100

平脉法第二 11

問曰.人不飲.其脈何類. 師曰.脈自渋.唇口乾燥也. 〈ポイント〉・水分をとらないときの、脈と症状

スキ
2
有料
100

平脉法第二 12

問曰.人愧者.其脈何類. 師曰.脈浮而面色乍白乍赤. 〈ポイント〉・感情も身体の変化であり、その変化は脈にも現れる。

スキ
1
有料
100

平脉法第二 13

問曰.経説脈有三菽六菽重者.何謂也. 師曰.脈人以指按之.如三菽之重者.肺気也.如六菽之重者.心気也.如九菽之重者.脾気也.如十二菽之重者.肝気也.按之至骨者.腎気也. 〈ポイント〉・脈の浮沈に臓腑を配当する

有料
100