傷寒論カバー

平脉法第二 14

NISHIZUKA LABO
仮令下利.寸口関上尺中.悉不見脈.然尺中時一小見.脈再挙頭者.腎気也.
若見損脈来至.為難治.

〈ポイント〉

・脈が感じないということ
・尺中と腎

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『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」であり、病位です。 経絡経穴で治療する鍼灸師(特に経絡治療家)には、この考え方が不足しており、これを学ぶために『傷寒論』を学ぶ必要があるのです。 『傷寒論』を学び理解することで、病気が立体的にとらえられるようになります。 本連載では、経絡治療家がどの様に『傷寒論』を読めばいいかというテーマに挑戦したいと思います。【大上勝行】

『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『平脉法第二』をまとめました。

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