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2017年3月の記事一覧

阪神部会レポート20170319

阪神部会レポート20170319

今回から、阪神部会定例会での内容をお伝えしていきます。

【午前 】

・各証別講義(今回は腎虚寒証)
・症例解説

症例解説では、池田政一先生の著書「鍼灸と湯液の症例100選」から、肩こり・頭痛、咽頭痛、登校拒否、難聴と耳鳴りを例にあげて、大上先生自身が普段行う治療内容を交えながら解説されました。
この講義では、病症から証を推察し、診断・治療レベルを底上げすることを目的としています。

診断・治

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木曜会レポート20170316

今回の木曜会は実技練習→類經輪読→方術説話輪読の順です。

実技練習はテーマを持って取り組むとの事で、今回の私のテーマは「取穴」です。
以前から私は「取穴」がズレていると指摘をうけていました。だから私はツボの反応を見たりペアの方に圧痛の確認してみたりと、「取穴」がちゃんとできてるかの確認作業をして実技に取り組みました。
前回の記事に関係しますが、「押し手」や「取穴」の際のツボに対しての押す方向など

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徳島部会レポート20170312

3月の徳島部会は、毎年恒例の無料公開となりました。

この日の午前中は3月25日と26日の学術大会に向けてのプレ発表を行いました。
今回は廣田先生と鎌倉先生がプレ発表です。

廣田先生のプレ発表は、「脳脊髄液減少症」という病名で、病院での治療ではいっこうに良くならない症状を、経絡治療の寒熱の病理を考えた治療により、症状が少しずつ緩和されたという報告でした。

西洋医学でのアプローチが難しい病に対し

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木曜会レポート20170309

木曜会レポート20170309

前回に引き続き、2人1組での実技練習→類経輪読→方術説話輪読という流れで行いました。

まず、実技練習では、脈図を使って相手の脈状を確認します。
今回のペアは腎虚熱証として治療しました。
本治法の課題として、陰の補いが足りず、尺中は柔らかみのあるしっかりとした脈にならない、寸口は強いままということがよくあります。
考慮すべき点として、①ツボをしっかりと捉える、②鍼の深さの設定、この2点を気をつ

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木曜日レポート20170302

今回の木曜会は実技、類経、そして新しく方術説話の輪読会をおこないました。

実技は各人、二人一組となりお互いに治療の練習をしていきます
毎週の実技は各自がテーマを持って実技に取り組むようにと大上先生は言ってます
私のテーマは押手です。
以前、鍼の刺入時と抜く時に「押手が緩んでいる」と指摘されましたので、最近はそこを中心にやっています。

類経は臓象類22と23をしました。

二十二では痛みに耐える

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