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美しい姿勢に表れるのは?

人と店の心の表われ⇔美しい姿勢

姿勢は、心身の姿とその勢いと解します。
それは、人やお店(会社)の心と取組を現す
「にんげん力」のひとつ「人現力」です。

人現力-イメージ図

それは、大切な人やお客様に対する
おもてなし、ホスピタリティーの心
≒「思い遣る心」を表現する形の一つです。

👨お客様への思い遣り(第一印象)⇒美しい姿勢

お客様は、スタッフの礼節を感じる
姿勢、態度から様々な期待を抱きます。👇

お客様の期待

顎を引き、背筋がピンと伸び、
手足を安定させた姿勢(≒身嗜み)は
お店のサービスを象徴しています。

それは、綺麗でスマートな動作は、
素晴らしいマナー(思い遣る心)を表す
所作の表れサービスのスタートです。

姿勢と動作、何れもが、おもてなしや
接客サービスをする人の人格を表し、
温かな思い遣り、気遣いが自然に
姿勢と動作に表れてくるのです。

接客サービスにおいて、歩くことは
お客様に対する思い遣りのスタートで、
歩き、観察し、察知(配慮)することから
色々なサービスや思い遣りが生まれるわけです。

お客様にとって、適度な店内の巡回は、
とても安心感を与える要素にもなります。
姿勢正しく歩くという基本的なことにも、
それぞれの人間力=心が必要だということです。

この時のポイントは上体を動かさず
静か巡回し、姿勢は観察、目配り
するお客様に向けないようにして、
柔和な表情、優しい目線に心掛けて
あくまでお客様中心に動くことです。

この一連の行動、お客様への心掛けと
姿勢はおもてなし・ホスピタリティの
サービスの提供に決して欠かせません。

何らかの本に、
次のようなことが書かれていました。
《神様にも好きなタイプがあり、
「姿勢の良い人」から助ける》

姿勢の良い人は
パッと見た時に目立ちます。
神様も平等にしているようで
実はえこひいきをしています。
そして街で目をひくのは、
美人でなくて姿勢の良い人です。

人は調子が悪くなると姿勢も悪くなり、
姿勢を良くすると調子も良くなるのです。

お店には、
お客様に見せない顔、設えなどの
目に映らない多種多様な顔があります。

接客サービスはお客様に見せる顔であり、
料理の仕込みを始め様々な準備(しつらえ)、
内外のくまない掃除、一日の打ち合わせを
する朝礼や開店前のミーティングなどは
お客様の目に映らない顔です。

自分は接客サービス担当・調理人だから、
担当外の他部署のことは関係ないし
関係ないことは知らなくてもよいの
でなく日々お店全体がどのような仕組み
で営業され自分の仕事上の果たす役割は
どのようお店に関わりがあるのかと言う
ことをきちんと把握し認識して置きましょう。

そして、自分の担当する仕事(職務)に
責任と誇りを持って接客サービスや
与えられた業務取り組むことが肝要です。

ほんのチョットの気の緩みや配慮不足
いい加減な仕事や苦情処理と言うことが、
他の人の仕事ぶりや心に影響します。

誰かが苦労するはめにならないよう
「全体の中の自分の仕事であること」
を意識し、行動しましょう。

接客サービスのお仕事は基本を学び知り、
実践してみて初めて身に着くものです。

お仕事は日々、陰日なた無く一所懸命に
そして自分自身のためにも一生懸命に、
触れ合う人々に「思い遣りと感謝」の心
をいつも意識して接客応対することです。

👨👧おもてなしの姿勢を見直す

姿勢-イメージ図

おもてなし (接客サービス)の場に於いて
スタッフの外見から感じる姿勢は
お店の心を表す大切な役割を果たします。

背筋が伸び、あごを僅かに引き、手組みし、
かかとを揃え、つま先をハの字に広げた
安定感を感じる足元のスタッフ姿勢は、
安心感があり大切な方をお迎えしたり、
大切な人との会話をし話を傾聴しよう
と思う意識=心の表れなのです。

即ち、
心の通うおもてなし(接遇・接客サービス)の
心身の活動をする気持ちを、見た目
=外見で表しているが姿勢なのです。

その心は姿勢に表れることを再認識し、
自分自身の姿勢を見直してみましょう。


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