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人の道と生き方、在り方

日本人の人間力UPに取組む

最近思い出したことですが、
高校を卒業し実社会に出る直前に、
盆栽造りで多少名前を知られていた
父親が庭を見ながら独り言のように
「盆栽の手入れは、自然にある姿に
 如何に近づけるかが大事なんだよ」
とボソッとに話したことです。

今、こうして「日本人の人間力UP」に
必要な人の道、本質、正しい姿と言う
「在り方」について色々と書いている中、
この父の話を思い出したのはもしかして
必然なことかも❓知れません。

人間の道(本質)の「在り方」を探すため
と実社会を生き抜く過程「生き方」には
単に不要な物(心)を処分するだけでなく、
形や物に捉われず生きて行く「断捨離」と
日本の茶道や武道など芸道・芸術などの
師弟関係の在り方の一つ、その修業の道
のプロセスを示す「守破離」の二つの意識
と言える取り組み姿勢も必要です。

盆栽本来の美しい姿の本質=自然界の姿、
在り方を追求する「手入れ」に限らず人の
正しく生きる道を見つけ出すために共通
することと言えるのでないでしょうか。

この「手入れ」は、
人生での心磨き人間力UPの修行も同じで
あると受け留めています。

日本のおもてなしを学ぶ中で知り共感した、
「不完全美」「粋や雅」「風情・風流」「侘び寂び」
などと言う唯一無二の日本独自のもてなしの
文化≒食文化が在る限り日本の文化は世界中
に広められると言う自信と確信があります。

そこで、この心を後世に伝承して行く取組み
に微力ながら努めて行こうと考えております。


故に、今迄「接客マナーは心の礎」を続けず
「日本人の人間力UPプロジェクト」と言う
名称に致しました。

実は「プロジェクト礎」とペンネーム「基」は、
どんなに時代が移り変わっても人の心と体
の土台石となる礎「基礎」は不変であるとの
ことの意を表しています。

さて、本題に戻して
現在のようなAIが進化している情報過多
社会環境で私達が本当に必要なのは目の前
の「生き方」と言うノウハウ(プロセス)だけで
なく人生を豊かで幸福にする心の「在り方」、
人の正しい道(本質)であると受留めています。

私は何故か気付きに恵まれました。
その一つが40代前半の教え子からの何気ない
質問「思い遣り何?」でした。

HPを書く前まで、その答えは一応見付けた
つもりでおりました。

しかし、HP接客マナーは心の礎を書き始め
もっと深く学ぶ必要性を感じて、文庫本から
仏教や論語まで手を伸ばし学び認知、謙虚さ、
敬意表現、感謝、誠実さなども同時に理解し
学び知ることが出来ました。

そして、
おもてなし・接客業の実体験に合わせ具体例
も含めて知得出来、それを具体化した教材が
昨日の感謝のような心のドリル類です。

ドリルや診断☑記事などの項目の多い理由
は自分でこのような体験をしたことで多く
の選択肢から選ぶことで知恵と心を育めた
体験がある故です。

最初から項目数や文字数が多いから
止めてしまう人に無理に勧めません。
それなりに努力して身に着けられる
と言うことを体感して頂きたいのです。
 
また、
私の人間力の足りなさもあり資料や教材
を自分が手に入れると直ぐ交流が減る人
や背中を向けて去る人もおりました。
 
しかし、その方達は発信している本質や
在り方の知識知恵を手に入れられません。


話を戻しますが、
その頃は、暇があれば図書館に出かけて
目的とする内容があるか否か解らない本を
借りたり、懸命に調べたり、詳しそうな人に
形振り構わず聞いて廻りました。
それが空振りに終わることも多々ありました。

ところが今は、教本となるような書籍は勿論、
ネットを開けば役立つ情報がどこでも簡単に
手に入れられ学び知ることが出来る環境です。

しかしこれらは、テキストや教科書と同じで、
本質の体得に必要な取組みに触れられません。

人のお付き合いは相手の本質が見える迄の
辛抱と忍耐もその継続こそ大切と実感して
生かされ生きて来られたと受止めています。
他人の本質を見つけ出す心身の活動は
結果として必ず自分に戻って来ます。

これも当たり前ですが、
自分が「人間力をUP」する方法などと言う、
人間の本質に関わる情報も得られません。

いま、
私達は情報過多の社会環境の中で本質的なこと
人の道=正道・在るべき姿(在り方)・正しい姿、
本質を身に着けることから遠のいています。
今後、私達はAIが加わった情報過多社会環境
の中、如何にしても人の本質「在り方」を体得の
取組みは世情が騒がしい中、急務と受止めます。

これを見つけ出す方法は改めて書きます。




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