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他者の心を動かす【自立心≒自主性】

自立心を築く!

自立心≒自主性は、
自分の心を磨き、築くためばかりか、
仕事を成功させ【礎】土台石です。

また、対人関係の対立や仕事上の競争、
様々な不遇に耐え抜く心の体力と言われ、
様々な障害や苦難、辛さから心を守り、
心を支えるバックボーンを指しています。

と同時に、重大な義務と責任を果たす
ための様々な能力を授けてくれます。

自立心を持つ為に先ず、
「〇〇をする時間が足りなくて困る」
と決して言わないことです。

そして置かれた環境に適した実用可能な
計画を練り、自分に与えられた時間と共に
知能・資質を理解し最大限に生かせる意識
を確りと自信として持つことです。

その結果として信頼される環境を作り上げ、
多くの人から支援を受けることに繋がります。

もう一つの重要な特性として、
判断を即座に下せる習慣の持ち主
になること。
自立心と勇気は、部下の訓練や日常の関係
を通じて部下に伝わって行きます。

自立心は
自主性とも言い換えることが出来ます。
強い信念、自信と向上心は、大切な人、
お客様、仲間と信頼の絆を創ります。

自立心とは
物事や意思決定を行う際に、指示、
命令をされなくても出来ること
を言います。

また、自らの器量にみあう目標を如何に選び、
どのように達成するか、そのために必要な
実用的な計画を建てること迄含まれます。

自立心と誤解される言葉に、
自己中心性を表わす利己心がありますが、
これと自立心の語彙は異なります。

(参考)
「利己心」=自分の利益だけを考え、
 他人の迷惑を省みない心。
 利己心は、他人を愛することに反し、
 自分の利益、満足を追求することです。

 自らの利を追求することは、
 利を本来の幸せと勘違いし、
 幸福を追求することのように思われがちですが、
 利己心で行うことに幸福は伴いません。

 自己中と言われる利己心により、
 自己顕示欲、慢心、プライド、
 自己主張、怠惰、自己満足、憎しみ、
 情欲、妬み、怒りなど人としての煩悩と
 言われる醜く、汚い心が現れます。

自立心(自主性)を育む【10要素】

1.マニュアルに依存しない。
  (総てマニュアル通りにすることは
  機械がすること、人のすることではない)
  マニュアルに無いことだと出来ない
  と言うことの無いようにする。

2.人に言われる前に行動する癖を付ける。

3.安易に他人に教えを乞わず、自ら考えて動く
 
≒機知に富んだ行動、自ら働くこと。

4.目標をハッキリ具体的に決める。
 
(6W3H・PDCAを用いる)
 「達成したい」でなく、具体的に如何にして
  達成するのかを正確にすることです。

5.目標達成のための実際的な計画を作る。(個人の場合)
  自分の体験、仕事上の知識やスキル
  の全てを生かして計画の礎とする。

6.自分自身の能力と建てた計画に対して、
  強い信念と計画に自信を持つようにする。

  この信念と計画で、実行に際し目標(ゴール)
  が目に見えるように見える化し明確にする。

7.失敗を繰り返しても悲観しないでポジティブに
  捉え乗り越えるようにする。

  仮に、計画が何かの障害の為つまずいても、
  その時これなら出来るという確信を持てる
  別の計画を練り直すようにする。

8.他人の言動に惑わされない。
  人を非難したり、
  一所懸命に努力していることを、
  アレコレいう人があなたを悩ます
  かもしれないが気にしないことです。

9.自分の活動に時間制限はないと捉える。
  成功の為に必要とされるあらゆることを
  する時間を決して惜しまないこと。

10.一つの事に集中することを心掛け癖にする。
  怠慢や乱雑な心では、考えや創造力を
  捜し出すことは不可能です。
  周囲の人の思惑や他の物事を気にせずに、
  自分の仕事に集中するようにします。

自立心を育む取組みは

「一を聞いて十を知る」=洞察力
【解説】
 
物事の一部を聞くだけで全部理解する。
 賢明で察しのいいことの喩。
 非常に賢くて理解がはやいことの喩。

「百聞は一見にしかず」=知恵・気付く
【解説】

「人から話を聞いて解った気になる
 のではなく何事も自分で実際に
 体験してみることが大事だ」の意で、
何らかの行動やチャレンジを
後押しする時に多く使われます。

私が「思い遣りの心」を理解できたのも
数知れない様々な体験が有ったから故です。

この反意語は、
耳を信じて目を疑う
「人は自分の目で見たことを信じずに、
 他人から聞いたことに流されることがある」
という意味の諺です。

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