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謝意・謝罪のマナー(2)所作と心


🙇謝罪(謝意)の気持ち-表現伝達

※「謝意」には次の2つの意味がある。
 ①感謝の気持ち
 ②過ちを詫びる気持ち。謝罪の心と謝意の気持ち。
 「謝」の漢字は「言(葉)で射る」と書き、
 「心(言)を、言葉を使って相手に射す」
 と言う意味を持つことから「わびる。あやまる」
 と言う意味や「礼を言う」という意味で使われる。

謝罪は
公私に関わらず誰に対してなのかを明確にし
プライドを捨て謙虚に遜る姿勢態度と口調に
留意することが基本の取組み姿勢です。

謝罪にの良し悪しに因り
人望信望を高める人、社会からの信用信頼を回復
する組織・店・会社があると意識することです。
組織や会社の場合は、謝罪に取組み姿勢が表れる
と言うことに特に意識して置くことが肝要です。

私達、大人が心からの感謝の言葉「ありがとう
と謝罪の言葉「ご免なさい」を確り言える人に
成りたいと思っていても、いざ伝えるとなる
と本気で謝るべき対象者=相手に言葉で表し
態度で謝意を伝えることは中々出来ません。

私たちは、
I.T産業とスマホの普及で有り余る情報、
S.N.Sなどでの真偽が定かでないニュース
リアルな目に映るパフォーマンスや映像が
氾濫している社会環境の中で生活しています。

普段の生活で#感謝や御礼の言葉「ありがとう」
と謝罪や御詫びの言葉「ごめんなさい」(御免)
この二つの言葉は簡単に言えるようですが
相手に対しガチに言葉や姿勢に出し表現し
伝えることが意外と難しいと体験しました。

同時に、
ネガティブな謝罪に関する心の持ち方や意識、
形として表現するマナー(心の持ち方)や知識
日本人らしい所作・作法が体得不足であると
思われる事象が公人など多方面で見られます。

例えば、公的立場地位、
社会的立場にある国政を司る政治家・経営者の
謝罪の会見の場や児童相談所責任者(管轄長)の
記者会見、多発している薬物使用保釈後の会見、
民間企業のユーザーからの信頼喪失回復の会見。

また、一個人(人)として、
マナーの心の認識不足と思われる口先だけの謝罪、
立場を守る自己保身なのか?人の思惑を意識してか?
人間性無視の行動や記憶にないとの弁明、
謝罪の場で自己顕示する態度や言行など挙げられます。

🙇謝罪の場で求められる心得と姿勢態度

🌟言行と態度

<⇒の内容を以下の①と②に別ける>
① 個人や限定された人が対象となる場合の謝罪
② 対象の顔が見えない不特定多数の場合の謝罪
 (=国民・ファン)

🙏🏻心得と姿勢態度-リスト

⇒謝罪の対象を明確にする
 ➡何に対しての謝罪か主語(対象)を明確に
⇒応対(対応)の心を以って
⇒自戒(反省)の言葉と傾聴の意識
 ➡身体全体を小さく・正対に意識
⇒姿勢(最敬礼・敬礼・土下座の姿勢) 
 スーツの釦は外さない

⇒態度≒思惑・目を意識した
 パフォーマンスはしない
 (※1平身低頭・体に隙間を無くす
 =指/両足/膝/腕と体・肩肘を張らない)
⇒表情(口は結ぶ・口角を下げる・
 上目や横目遣いをしない・顎を下げる・ 
 (※2笑顔無)
※1.「平身」=身をかがめて低く構えること。
 「低頭」=頭を低く下げること。
※2笑顔⇒いかなる時も表情は
      崩さず口角は上げない。
気持ち=意識
 (恐縮・肩身が狭い・恥・肩肘張らない
 居た堪れない・決まり(バツ)が悪い)

⇒社会人としての責任(義務)の自覚認識
 ≒コンプライアンス意識
⇒嘘や言訳は一切しない
⇒潔さ(≒覚悟の自覚)
⇒誠心誠意(≠対応)
 (≒応対の意識・正直・真剣・本気・受容)

⇒緊張感の表現
 (つま先から指先に至るまで)
⇒一人称の思考や言葉(が=我)は使わない
⇒言葉はゆっくり目に心掛け確りと話す
⇒不明確な言葉遣いはしない
 (場合によっては断ることも有)

⇒礼儀正しさ、相手に謝意が伝わる服装
 (黒よりダーク調)が何より。
⇒手を後ろに組まない(偉そう・自己顕示に見える)
⇒促される迄は着席しない
・・・・・など。

態度&姿勢の解説

💚態度
目に映るリアルな事象を言う。
基本的に対人関係上で使う言葉。
誰か相手と相対する際、
人の言動、立ち居振る舞い。

🔵姿勢
相対する人のリアルな見た目、
バーチャルな意識を言う。
基本的には、相手のむ見た目の状態を言う。
何か物事(事象)に対する人の気の持ちの様を意味する。



以上、測り知れない人との触合いの体験から学び得たことから載せました

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