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『和の国』日本に住む自覚

どこに行ってしまった?🎌日本人らしさ


ソ連のウクライナ侵略による
熾烈な戦争が一年以上も続き
人間としての心が問われています。

このような世情の中、
安心安全な和の国に住める
日本人であることに感謝し、
心豊かに生きて居られる=
知足(足りるを知る)ことに
改めて目を向ける時が
来ているではないでしょうか。

世界中には、人間らしい最低の生活が
出来ないでやっと生きている人々、
戦時下ウクライナで恐怖と戦い生活
している子供達や住まいを失った人達
トルコの大震災で寒さと戦う被害者達
貧困な国で日々の充分な食物も無く
生活しているアフリカ大陸の国々で
やせ細りながらユニセフなどの命を
繋ぐ支援を頼りに生きる人がおります。

私もそうでしたが、恵まれた豊かな環境で
生活しているとが、周りが見えなくなって
己の立つ位置(置かれている環境)に甘えて
自分目線でしか事象・人物・物事を見なく
なってしまう意識(気持ち)で気ままに生活
するようになり、足りるを知る(知足)の心
=意識が薄れてしまいます。

現在国内で、日々多発する様々な人として
悲しく辛い誹謗中傷や身勝手な人の発言、
自制心の欠如から起こる事件や凶悪犯罪、
モラルを逸した大型飲食店での迷惑行為
高齢者に関する多種多様な出来事などは
先ず人を思う和=調和の心身の活動
をしていれば防げることではないでしょうか。

そのためには、現在の子供達から若者達へ
時流に合った【和の躾】(調和の躾)を少し
でも多くの大人が理解して直ちに実践する
ことであると思います。

和の躾

言うまでも無くこの活動は【日本人らしさ】
への原点回帰の心身の活動
と言えます。
そしてそれはAI社会環境での、個々人の
人間力=🎌日本人らしさだと受止めます。

知足を以て“日本人の心と行動”を見直す!

⇔調和の国🎌日本の「祭」の危機

21世紀に入り急激に成長したI.T.関連の事業、
巷には溢れる物や生活情報、ビジネス関連情報の
過多と言ったことが顕著に表れるようになりました。

それに比べ、日本人として一人ひとりの
人間として育むべき心(人間力)の育成は
微々たるものではないか、と思われます。

先年NHKの調べで2年間で約「50」程の
日本の祭りや花火大会、イベントなどが
一部の人のマナー違反やモラル欠如が原因で
中止や開催日時変更になっているそうです。

「周りの人達を無視・スルーし、
 自分自身だけが楽しむだけのために、
 マナー欠如やモラルの違反の行為は
 日本人として許されるのでしょうか?」

海外からの観光客や訪問者が世界中に
唯一無二の日本の文化芸術を楽しみに
来日される方が増加が見込めるコロナ後、
おもてなしの日本の国民としてコロナで
落ち込んだ飲食業を始めとした経済回復
にこのままの状態で良いのでしょうか?

また、学生の通学時間帯の電車内(=路線/バス)
などでショルダーバックや手荷物の取扱い方で
周りの人々を思いやる活動=マナーと言えない
自己中心で利己的な次のような行為も見受けます。

▶老人や障害者がいてもスマホを見
 ているふりをして席を譲らない
▶二人掛けの席を独占する
▶背負ったショルダーバッグで人にぶつかる
▶回りかまわず大きな声で談笑する
▶足を出して通路を狭くする、
・・・などの行為もよく見受けられます。

同時に、社会をけん引する中高年層の人も
歩きスマホや交通機関内で見てるふり、
歩道を横一列で歩く、自転車の危険運転、
通路を足や物で狭くする、大声で会話する
など、マナー(モラル)の欠如を多く目にします。

私達、日本人は、本来、優しく、正直、
誠実、謙虚、繊細であると言われおり、
人との繋がる和の心身の活動を重んじ、
尊き日本精神の涵養である心と心の絆
より良いものを作り出そうとする向上心、
唯一無二のモノ造りや独自職人技の文化、
伝統芸術や文化を継承して行くと言った
世界中から注目される国民性を備えています。

二十世紀に至る迄、
日本人が大切に培い育んで来た助け合いの文化、
譲り合いの文化、労わりの心、自然への畏敬と
感謝の心は「個々人の生活」中心でプライバシー
の優先、保身・安心安全を重んじる社会に変わり
21世紀の今、人々の心から徐々に薄れかけています。

私達は、世界が称賛する唯一無二の日本の心、
他人を思いやる「おもてなし」に原点回帰し、
日本人としての誇り、「調和=和の心」を改めて
再認識する必要に迫られていると思います。

その為にも、
東日本大震災後に見られた人との繋がり、
豊かな生活環境の見直し、人の文字の如く、
他者に支えられ生かされていることの自覚、
象徴天皇の御心「先ず、人を思いやる心」
の育成と共に世界に類のない日本独自の
和の様々な文化芸術、美しい四季の自覚
と言ったことに真剣に向き合うことの実践
が安心安全な国、日本に住んでいる自覚と
共に一人の人間としても急務と思われます。

東日本大震災直後に世界中の人々が賞賛した
日本人の様々な対処対応、規律の素晴らしさは、
間違いなく唯一無二の日本の「和の文化」に
裏打ちされていると考えられます。

私達は、
2011年の東日本大震災や自然災害を経て、
当たり前の大切さ、古より現在まで大切に
育んできた、助け合いや譲り合いの文化、
労わりの心、自然への畏敬と感謝の心の
大切さを自覚すると共に貴重な知足の
意識とその心の気付きを得られました。

このような日本文化を改めて省み、
その素晴らしさを再認識するためにも
日本人としての「心の軸と礎」に
目を向ける時期に来ていると思います。

ひとり一人国民、自らがそう言った活動を
少しでも早く推進実践することに因って、
様々な格差や孤立などから生まれるむ
心の闇の怖さ」に気付き、日本人の「心の軸」
と言える「和の文化」の理解、自覚認識が出来、
日本人ならでは道徳心=「心の礎」を育むことに
繋がるのではないかと強く思います。

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