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水やりはやさしく!活動成果・小話

花が咲いた!

オクラの花が咲きました。

朝に咲いたオクラの花…いい色ですね。

大葉が1株だけ芽を出しました。
他の鉢は、水やりが乱暴だったようで、
芽を出したもの、どこかへ逃げ出しました。
やさしく・やさしく、人も植物もやさしく接しましょう。

オクラが最初に実ったときに、
活動成果について書こうとお約束しておりましたが、
私が最初の実がなるところに立ち会えそうにありません。
 
というわけで、
最初の花が咲いた記念として小さな活動成果をお伝えします。

あるイベントにて

プロジェクトひまわりの「やさしい日本語」のチラシを
置かせていただいている、ある施設にて
「サンドイッチを一緒に作って食べます」というイベントがありました。
 
ところが、
行ってみると、
サブウェイ形式の、選ぶだけで、何一つ作ることなく、
食べるイベントです。
「選ぶ」と言うこともとても大切ですけどね…。
 
一緒に作る気満々でイベントに参加した子どもは、
エプロンも準備完了です。
「え?!作るんじゃないの??」
 
料理係のスタッフは
「こちらとしては、選んでもらったのを、私たちが作って、お渡ししたものを食べて頂く予定でした」
 
子どもは
「誰が選ぶの?」
「作るのはスタッフだけ?」
気分は急降下です。
サンドイッチを前に、想いが違いすぎてブスーーーッとしています。

スタッフさんたちが、子どもを前に、こんなことを話してくれました。
・一緒に作るって書いてあったものね。
・日本語って難しい。
・紛らわしい表現をすると誤解を招きますね。
・みんながわかる日本語で書かないといけませんね。
 
その子どもは、手袋を渡してもらい、自分でパンにバターを塗って、
具材を選んで、
細やかなところはスタッフが手伝いながら、
自家製のおいしいサンドイッチをご機嫌に食べていました。

こころの芽がでたかなぁ

即席の子ども対応も素敵ですが、
「やさしい日本語」ってこういうことなのね、
と気づいていただいた一面でした。
 
受講生だけでなく、
毎回チラシを受け取ってもらうときの関係が気付きにつながったのかなぁ
と思い至り、
「やさしい日本語の普及」って
やさしい水やりをし続けることかもしれませんね。
 
言葉も、人間関係も、植物も、「水やりはやさしく」お願いします。

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