神道と古事記が紡ぐ物語:5冊で探る日本の原点 【夜の日記】2024/03/12

2024/03/12、夜

本居宣長の次が、平田篤胤だ。平田篤胤が復古神道を説き、国家神道に繋がっていく。「胤」は珍しい漢字だ。

『神道の逆襲』は名著だ。

神道の逆襲 (講談社現代新書) 新書 – 2001/6/20

菅野 覚明 (著)
5つ星のうち3.9 44個の評価

日本人にとって「神様」とは何なのだろう? 日本には哲学がないと言われる。そんなことはない。神様とどうつきあうのか、古来からちゃんと考えてきた。記紀から近世、近代まで鮮やかに展望する楽しい思想史。

天皇の源流がアマテラスだとしたら、大国主命の源流がスサノオである。伊勢神宮と出雲大社。

いつから伊勢神宮に、アマテラスが祀られるようになったのだろうか?

伊勢神宮の謎を解く アマテラスと天皇の「発明」 (ちくま新書 895) 新書 – 2011/3/9

武澤 秀一 (著)
5つ星のうち3.6 32個の評価


100分で名著の日本人論、古事記もとても分かりやすい。

別冊NHK100分de名著 「日本人」とは何者か? Kindle版

松岡 正剛 (著), 赤坂 真理 (著), 斎藤 環 (著), 中沢 新一 (著) 形式: Kindle版
5つ星のうち3.9
113個の評価

私たちは、どこから来て、
どこへ向かおうとしているのか―

好評のNHKテレビ番組『別冊NHK100分de名著』ムックのテーマは「日本人論」。多様な価値観が噴出し、日本人のアイデンティティが揺らぐ昨今、美意識・感受性・心理・宗教観の4つをキーワードに、先人たちの遺した名著に立ち返ることで、私たち日本人の基層・根源へと迫る。

[内容]
はじめに──これまでにない「日本人論」を!
第1章 日本人の美意識 九鬼周造『「いき」の構造』 松岡正剛
第2章 日本人の感受性 折口信夫『死者の書』 赤坂真理
第3章 日本人の心理 河合隼雄『中空構造日本の深層』 斎藤 環
第4章 日本人の宗教観 鈴木大拙『日本的霊性』 中沢新一

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NHK「100分de名著」ブックス 古事記 単行本(ソフトカバー) – 2014/8/22

三浦 佑之 (著)
5つ星のうち4.2
140個の評価

歴史は一つではない

1300年にもわたり受け継がれてきた日本最古の歴史書『古事記』。その文学性は高く、稲羽のシロウサギやヤマトタケルなど、日本人に愛されてきた物語が数多く収められている。世界と人間の誕生を記した神話や英雄列伝を読み解きながら、日本の成り立ちや文化的特性を考える。著者渾身の書き下ろしを新たに収載した、『古事記』入門の決定版!

『日本の思想』ではなく、『日本思想史』も面白い本だ。

日本思想史 (岩波新書 新赤版 1821) 新書 – 2020/1/23

末木 文美士 (著)
5つ星のうち3.9
66個の評価

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以上


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