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短歌

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2024/01/20開始
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#HARUMIFLAG

【短歌】熱い鍋 茶碗に盛られ一休み 温め直すやさしい友よ

2024/02/16

銀の鍋は、二つそろって木の温かな感触のテーブルに置かれていた。9人くらいが集まって、賑やかな雰囲気で鍋を囲んでいた。おじやの優しい味わいが心地よかった。おじやを食べると、なんだかほっとする、落ち着く。なぜなんだろうか?

ぐつぐつという音、熱気を頭の中で想像した。まるで時間が巻き戻されたかのように感じられた。鍋から立ちのぼる熱気が室内を満たしていたのだろう。

その余韻を感

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【短歌】おめでとう 雪と雷鳴降り注ぐ 奇跡が起こる祝誕生日

2024/02/06

南東の窓から、豊洲大橋を見たら、白い稲妻が光っていた。不思議な光景だった。

【短歌】誕生日 雪降る夜に急ぎ足ショートケーキを両手で持って

2024/02/05

集まった。乾杯した。お祝いした。笑顔があふれた。笑顔で食べた、ショートケーキ。いちごが乗った真っ白でまん丸のショートケーキ。お祝いする機会は、貴重な機会だ。

【短歌】シェアバイク寒空の夜見つからず すぐに諦めバスに乗り込む【2日目】

2024/02/02

豊洲の駅前に赤い自転車が置いてあったが、どれもうまく使えなかった。充電率を指し示しているだろう数字も、888で奇妙だった。0%の意味なのか、フル充電済みの意味なのか。フル充電なら100%と表示されるはずだ。

以上