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MVVつくろう その2 〜どうやって?〜

今回もピー・アール・オーの若頭が当社のMVVつくろう話をお送りします!

はて、さて、MVVつくろうと言っても「どうやって?」
結論から申し上げますとほぼ手探り→試行錯誤(トライアル)です。

「MVVつくろう」と思い立ってまずしたことは、日頃から「同じ方向は向いているよね」と話していたメンバーに声をかけたわけなんですが、いかんせんその中に「MVVつくったことあります!」というメンバーがおりませんでした。
※この時点でMVVつくろうコミュニティを結成

ですので、当初コンサルやライターをアサインして外面よく仕上げようという意見もありましたが、それでは先に述べた潜在的な可能性の探索が甘くなってしまうのではないか?我々らしさを出し切れないんじゃないか?そう思えてしまったので、書籍等を参考にあえてほぼ手探り→試行錯誤(トライアル)しよう、それでこそプロセスをも楽しむピー・アール・オーだ!と。

0.コミュニティ結成
1.探索ステップ
2.創出ステップ
3.定着ステップ

0.コミュニティ結成

先にも述べた通り、まず最初に取り掛かったことは会社の将来像や方向性について、日頃から会話する機会の多いメンバーに声をかけることからでした。もう一つの当社基本理念が「会社の財産は人材である」ことを考え、全社員でMVVをつくる代表として、あくまでも初期メンバーになるだろうとは思いますが、比較的意思疎通を図りやすい目安と言われる両手に収まる人数の7名で結成しました。

言葉の定義や解釈は幾多あれど、コミュニティには共感・共同体・価値観・肯定・人間性・プロセス・継続・将来・未来というような意味を強く感じ、チームやグループよりは今回の活動に適しているのではないかと考え「MVVつくろうコミュニティ」としました。クリエイティブなことをするときにはこのようなネーミングも大事なことだと思うのです。

1.探索ステップ

探索ステップでは、私自身も入社していなかった創業当時の歴史を振り返るべく、当社創業者でもある代表インタビューからはじまり、現在のピー・アール・オーを築き上げてきた経営幹部インタビュー、社員の潜在的な想いや意識を知るためのスタッフアンケート、ピー・アール・オーは外からどう見えているのか、どう見られているのかを知るための顧客アンケートを収集しました。

これほどまでに自社のことを多角的に同時収集したことがなかったこともあり「思ってた通り」「思ってたのと違う」といった素材が集まり、これだけでもそれなりの満足感を得つつ、これら極上の素材を活かすべく、PEST分析SWOT分析の結果も携え、次のステップです。

0.コミュニティ結成
  →初期メンバー
1.探索ステップ
  →代表インタビュー
  →経営幹部インタビュー
  →スタッフアンケート
  →顧客アンケート
  →環境分析(PEST, SWOT)
2.創出ステップ
3.定着ステップ 

2.創出ステップ

続いての創出ステップでは、まず初めにとにかく散らかすこと。探索ステップで集まった極上の素材からワード単位を拾い上げ、ひたすら拡散しました。このとき、先入観や偏見が入ってしまうと純度が落ちてしまうため、インタビューやアンケート結果は全て匿名で取り扱うことがキモでした。

そして、拡散したワードは、グルーピングやマッピング、本当の思いを探るためのWhy?による掘り下げや実現するための手段を探るためのHow?による掘り下げを経て、拡散と収束を繰り返しました。
※参考「THE VISION 江上 隆夫

この間、1,2週間に1回3時間の頻度で約4ヶ月間、ほぼ手探り→試行錯誤(トライアル)を繰り返しました。
で、その集大成で言語化...実はまさに「いまここ」なんです!!

0.コミュニティ結成
  →初期メンバー
1.探索ステップ
  →代表インタビュー
  →経営幹部インタビュー
  →スタッフアンケート
  →顧客アンケート
  →環境分析(PEST, SWOT)
2.創出ステップ
  →拡散→収束→拡散→収束→拡散→収束...
   ※抽出
   ※グルーピング
   ※マッピング
   ※Whyによる掘り下げ
   ※Howによる掘り下げ
  →言語化★いまここ
3.定着ステップ 

ということで、、、
次回「MVVつくろう 〜いまここ〜」へ続く