見出し画像

新卒3年目で上場企業の新規事業責任者に。掴み取った事業開発の機会は「文化祭の前日をずっとやっている感覚」

こんにちは!プログリット広報担当です。

当社は先月12/19、サブスク型英語学習サービス「スピフル」をローンチしました!

スピフルはスピーキング力向上に特化したサービスなのですが、こちらのサービスのビジネス面から開発面まで一人で担当し事業責任者を務めているのが、現在新卒4年目の社員コッシーです。(事業責任者に任命されたときは3年目でした!)

新卒で入社以来、色々なことを経験してきたコッシーですが、入社して初めて任されたプロジェクトは頓挫してしまった経験もしかしその後も失敗を恐れず挑戦し続け、今回新規事業責任者を任されたコッシー。お客様にとっての価値をひたすら追求しながら事業を作っている時間は、「文化祭の前日をずっとやっている感覚」だと語ります。

そんなコッシーに、入社してからこれまでのことやスピフルの開発についてお話を伺いました!

越野 僚太(通称:コッシー)
プロダクト開発部  プロダクトマネージャー、スピフル事業責任者

東京大学卒業後、2020年4月 新卒でプログリットに入社。英語コーチング「プログリット」、サブスクサービス「シャドテン」のPdMを担当した後、3年目で新サービス「スピフル」事業責任者に抜擢。

入社して最初のお題は、「最高の英語テストを作ってほしい」

ー まず、コッシーが新卒でプログリットに入社した理由を教えて下さい。

大きくは二つあって、一つ目は、まず事業内容が自分の興味関心分野とマッチしていたことです。

僕は昔から「人の成長を左右する要因は何なのか」ということに興味があって、大学時代は教育学部で「英語の教え方の違いによって英語力がどう変わるのか」といったことを研究していました。

実際に、自分の母校の高校でいろんな教え方で英語を教えてみて、生徒たちの英語力がどう変わるのか統計データを取ってみたりもしていたので、プログリットの事業は、自分の興味関心分野と合っているし、自分がやってきたことを活かせるなと思いました。

もう一つは、まだまだ会社が立ち上げ期で「事業作り」を中心人物として経験できそうだと思ったことです。

「社会的に意味のある事業を自分の力で作りたい」という思いがずっとあったので、事業開発スキルが身につけられる環境に身を置きたいとうのは就活の軸としてありました。

その点、僕が入社した当初、プログリットはプロダクト開発部という部署自体ないような状態で、任せてもらう仕事も特に決まっていなかったので、色々なことを経験できそうだなと思い入社を決めました。

ー 入社して、まずやった仕事は何だったんでしょうか?

入社して最初のお題は、「最高の英語テストを作ってほしい」というものでした。社長、副社長を含む経営陣3名との週次定例ミーティングをいきなり組まれて、色々経験したいと思っていたものの流石に少し驚いたのを覚えています。(笑)

ただ、半年後にこのプロジェクトは中止になってしまいました。開発投資の費用対効果を見出すのが難しかったのもありますし、当時勝ち筋が見つからなかったんです。当時の自分を振り返って、プロジェクトマネジメントが全くできていなかったなという反省もあります。

ー いきなりハードなお題をもらったんですね(笑)その後は何をやっていたんですか?

英語コーチングサービス「プログリット」のPdMを担当しました。今思うと考えられないですが、当時プログリットでは学習管理をスプレッドシートを使って行っていました。それをアプリに移行するフェーズで、「移行するためにどの機能がいるんだっけ?」「どこまで実装するんだっけ?」という運用設計から担当させてもらいました。

その後サブスクサービス「シャドテン」のPdMも担当した後、入社3年目の冬にスピフルの事業責任者をすることになりました。

PdM、マーケ、法人営業、オペレーション全てを一手に担う。仕事をする上で大切にしているのは、一次情報を取りにいくこと

ー サービスを一から作るとなると、難しいことが色々ありそうですね。

そうですね。自分としては、英語スピーキング系のプロダクトがたくさんある中で、どうポジショニングを作っていくかが難しかったです。

スピフルは、今までに類似のものがない新しいコンセプトのサービスですし、スピフルのメインのトレーニングである「口頭英作文」がそこまで知名度の高い英語学習法ではないということもあって、どういうスタンスをとって、どう価値を伝えていくか、というのは悩みました。

あとは、スピフルのAI添削において、英語学習上意味のある添削ができるように「GPTを飼い慣らす」というのも難しかったですね。
ChatGPTをただ使うだけでは成り立たない独自なものをどう作り、英語学習にうまく活用していくか、というのは今回のプロダクトでかなり工夫を凝らした部分でもありますし、難しかったところです。

このあたりについては、スピフルのエンジニアを担当してくれたkokiさんがnoteを書いてくれているので、こちらもぜひご覧ください!

ー スピフルは今、PdM、マーケ、法人営業、オペレーション、全てコッシ一が担当していると聞きました!

そうですね、全部やらせてもらってます!(笑)
人がいないということもありますが、僕はなんでもまずは自分でやってみたいタイプなので、この状況に何の違和感もないですね。

僕は、仕事をする上で「一次情報を取りに行く」ということにすごくこだわっていて。誰のバイアスもかかっていない情報を自分の目で見に行きたいんです。

例えば、スピフルのリリース前に法人営業として大阪まで企業の人事様にプレゼンをしに行ったのですが、人事担当者の方と直接話すことで、企業の課題や求められていることの解像度がすごく上がりました。

マーケやオペレーションなども含めて担当する中で、色んな角度から直接情報を得られることやなんでも経験できることはとてもありがたいですね。

あと、解像度が高い状態を常にキープしておくと、「これは違う」と思うことがあった時、経営陣に対してであっても説得力を持って説明しにいけます。これはとても大事なことだと思っています。

お客様にとっての価値をひたすら追求している時間は、文化祭の前日をずっとやってる感覚

ー 入社以来すごく成長したんじゃないかと思いますが、成長するためにコッシーが意識していることはありますか?

「自分が成長している」ということに関しては、自覚もなければ、実はこだわってもいないですね。僕は自分の成長のために頑張るタイプというよりは、ただただ好きなことをやっていたいタイプで。「知りたい」とか、「課題を解決したい」、という知的好奇心が原動力です。

ー 課題を解決するのが楽しい、というのはよく言っていますね。

課題があって、仮説を立てて、解決するためのプロダクトを作って、それが正解だったかどうかを確かめる、というのがとても好きですね。正解かどうかは、数値として定量で返ってくることもあれば、お客様のインタビュー等を通して定性で返ってくることもありますが、問題を解ける感じがとても楽しいです。

合ってるのかどうかはわからないけれど、お客様にとっての価値を考えてがむしゃらにプロダクトを作っている時の感じは、文化祭の前日をずっとやってる感覚で、すごく楽しいです。

それをずっとやっていたら、気づいたら色んなことができるようになっていた感じです。

ー お客様にとっての価値をひたすら追求しているというのは、とても本質的な動きができていて素敵ですね。コッシーは昔からそういう働き方ができていたんですか?

いえ。僕は完璧主義なので、前は「失敗したくない」という気持ちだったり、「この人にこう思われたくない」といった気持ちから、あまり本質的でない動きをしてしまっていた時期もあります。自分の中で違うなと思いつつ、承認を取りに行くための辻褄合わせの資料を作りに行ったりだとか、、。

ー 何がきっかけで変わったんですか?

最初に任されたテストの件が、半年で頓挫したことが大きかったですね。
あれで、良い意味で開き直ったんですよね。

苦手なことは苦手だし、できないこともある。自分はこんなもんだったと思えたので、人にしっかり頼れるようにもなって。それから無駄な体裁面なども気にならなくなって、お客様の価値を考え抜くところに集中できるようになりましたね。

「死んだ後も残る事業」を作りたい

ー コッシーの今後の目標を教えて下さい!

今はやっぱり、スピフルを成長させたいのが1番です。リリースしたばかりでまだまだ課題だらけなので、成長軌道に乗せられるよう色んな課題を解決していきたいです。

あとは、自分の中で成し遂げたいこととして「死んだ後も残る事業を作りたい」ということは思っています。自分が現場に立てない中でも、自分のプロダクトによって課題が解決され続ける状況があると考えたらすごく面白くないですか?

スピフルもシャドテンもまだまだそういうプロダクトにはなっていないと思うので、今後そういった偉大なサービスを作っていくのが目標です!

プログリットの成長を加速させる仲間を募集しています!

当社は、上場後もスピードを緩めることなくチャレンジを続けています。売上と共に会社の規模も急激に拡大する中で、新たなビジネスを生み出すために新しい仲間を求めています。

難易度の高いお題に対しても前向きに取り組み続け、成功も失敗も経験しながら成長していきたいという方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!

また、当社は、プロダクト開発部のメンバーも絶賛募集中です!

「世界で自由に活躍できる人を増やす」というミッションに共感してくださる方、組織の中でお互いに切磋琢磨しながら成長していきたいという方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?