Project Euler 7 最適な選択

僕は今大学生なのですが、将来のことを考えたときに今をどう生きていくべきかを考えることがよくあります。その中で今一番迫られているのは、大学入学時から所属している体育会の部活動についてです。最初はどうせスポーツをやるなら本気でやりたいと思い、サークルではなく部活動を選択しました。それから現在になって、大学の勉強、自分でやっている勉強、そして部活動の両立に苦しくなりました。夏休みにボストンに行ってハーバード大学とMITに見学する機会があったのですが、そこで感じたのは、僕もこんな競争的で切磋琢磨できそうなところで自分の研究に没頭してみたいということでした。でも、調べてみると博士課程からの入学を考えたとしても修士課程が終わるまでに論文を2、3本、また優良な実績を持っている必要があるということでした。

するとやはり、将来的なことを考えた時に部活動が優先順位的にどうしても落ちてしまい、結果的にやめることとなりました。これからは大学の授業以外のイベントは自ら作っていく必要があるので、これからも新しい挑戦をしていくつもりです。

正直この選択があっているかなど分かりません。生活リズムか崩れて残りの大学生活が堕落したものになってしまうかもしれませんし、また戻りたいと思うかもしれません。

皆さんは「秘書問題」というのをご存知でしょうか。あなたは自分に一人秘書を雇いたいと思っているとします。面接には100人も応募してきました。一人ずつ面接をしていくのですが、その人を採用するかを面接した直後に決めないといけません。決定の撤回もできません。あなたはどのように採用・不採用を決めるでしょうか。

数学的には100をネイピア数eで割った、最初の37人を全て不採用とし、残りの候補のなかでこの37を超える人材が出てきた時点で採用を即決定するのが最も良い方法なのだそうです。

今回の僕の状況において、この方法の本質的な部分は、100人の中の一番優秀な人を一発で採用するのは不可能に近く、選択をする際は明らかな失敗よりは概ね正しい選択をする方が良いということです。

これは僕が勉強の傍やっている投資に関しても同じことが言えます。底地で買って最高値で売ることなどいくら投資で成功している人でさえ100%無理です。何事にも選択をする際に自分でその選択をした理由をちゃんと答えられれば、どんな選択にも間違いはないのです。大事なのは自分が選んだ道を正解に導くことだと思います。僕も、部活をやめて集団から離れるという選んだ道を正解にするべく尽力していこうと思います。

今回の問題:

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”10001番目の素数を求めよ。”

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