Project Euler 14 コントロールできるものとできないもの
前回の記事で、自分の感情はコントロールできないからその扱い方を工夫すればよく、その一つに感情を放置すると言うのを述べました。社会にはこれと同様に自分でコントロールできないものが多々あります。そのうちの一つで、最近興味深く感じているのが「他人からの評価」です。
昨今SNSが発展して自分を他人に見せる道具が増えて、いいねなどの評価システムによって他人からフィードバックを得ることが多くなりました。俗に言う、承認欲求が強いような人もしばしば見られます。僕の周りにもいます。僕もそうなのかもしれません。
前回と同様、「Think cleary」と言う本に合った別の箇所で、これについて言及されていました。端的に言うと、他人の自分に対する評価を気にしすぎることは自分の人生に良い影響を与えないと言うことです。一つに他人の評価を自分で操作することはできないので、悩んでもしょうがないから、二つに他人の評価は自分の行動になんら影響を与えるものではないからです。したがって、他人の評価を気にして気分が落ち込んだり、評価を変えさせようと躍起になったりするのは、短い人生の中でするに値しない行為であると言うことです。
前回と今回の考察で気づいたことがあります。それは、自分の力ではどうにもならないことに対して悩むことほど無駄なことはないと言うことです。逆に、自分の力で変えられることなら全力で取り組むべきなのです。
今回の問題:
”正の整数に関して、次のような操作を繰り返し行う。
・n→n/2(nが偶数の時)
・n→3n+1(nが奇数の時)
これはコラッツの問題と呼ばれ、任意の整数に対してこの操作を繰り返すと1に帰着することが知られている。1000000より小さい数字から初めた場合、最も長い過程を持つ初項を求めよ。”
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