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弁護士は人に頼ることが苦手?

今日は、弁護士の抱える問題について、外部の方と相談しましたので、その報告をしたり、どんなサービスが具体的に考えられるのかを話できればと思います。

1.弁護士は人に頼むのが苦手?

先日、弁護士の抱えるメンタルヘルスの問題について、話し合いました。

議論が多岐に渡りましたので、特になるほどと思った部分をお伝えします。

議論の際に、弁護士の特性として「自分で解決思考」があることについてご指摘がありました。この点は、これまでの議論でも何度か似たような話が出てきていますが、私も弁護士がメンタルヘルスの問題を抱える原因の一つであると思いました。

「自分で解決思考」の何が問題であるのかについて、相談するスキルが身につくわけがないということをご指摘されていました。弁護士の中には、自分で全部やりましょう・他の人に迷惑をかけないという教育を受けてきて、司法試験を突破しているという人が多いという前提でのご指摘でした。

確かに、そのような経験であれば、困ったときに誰かに相談して物事を解決するという経験がないので、弁護士になってからいきなり、仕事で困ったから先輩弁護士に相談して物事を進めるということはできないのはその通りだと思いました。仕事をしていく中で、身についていくのかもしれませんが、身に着けるまでに非常に時間と苦労がかかると思いますので、この点は外部からのサポートがあると、よりスムーズにスキルを身に着けることができるようになると思いました。

その他、「外注化が苦手な弁護士」というご指摘もあり、これは正に自分で解決思考に由来する問題点のように思いました。

2.ストレスを抱える原因自体を改善できるか?

弁護士は依頼者対応でストレスを抱えることもあります。これは、個人の依頼人でも、企業が依頼人である場合でも、同様だと思います。もちろん、個人と企業とで、話し方や内容も異なるので、ストレスを抱え方等が異なりますが、必ず直面することのある悩みだと思います。

このストレスを抱える原因の部分について、個人の依頼人の場合であれば、心理士の方に相談の一部を担なってもらうことや、依頼人のメンタルを整えてもらうことで、スムーズに仕事を進めるということが考えられると思います。もちろん、弁護士本人が依頼者対応のスキルを向上させる方法も考えられますが、先ほどの話題で上がった通り、相談のスキル(するスキルと受けるスキル)については、弁護士が持っている場合が少ないですので、スキル向上の時間がかかりすぎてしまうので、外部に委託した方が適切な場合もあるかと思うところです。

3.終わりに

Amiでは、弁護士の皆様のストレスケア・メンタルケアのサービスを提供しています。今回の記事のテーマであるストレスコーピングやアンガーマネジメントのスキルを習得するプログラムも用意しております。弁護士が運営し、経験豊かな臨床心理士・公認心理師とがサービスを提供いたしますので、ストレスやメンタルでお困りの先生方がもしいらっしゃいましたら、当社のサービスを是非ご体験ください!


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