フェイクニュース×3

中露の悪辣さと無能さをあげつらう言説が流行っているが、それらには相当数のフェイクニュースが混じっているように思われる。

ロシアのウクライナ侵攻では、MSMが西側の政府当局者や専門家の「ロシア軍は瓦解寸前」「ロシア軍は数週間で継戦不能に」「むしろウクライナ軍の"勝ち過ぎ"が心配」などの分析を洪水のように流していたが、それらこそフェイクニュースだったと言えるのではないか。

ドンバス地方の戦いがウクライナ有利で終わりつつあるため、マリウポリでロシア軍を引き止め続ける必要がなくなってきました。任務が完了したというのは、非常に正確な評価だと思います」

防衛省防衛研究所・高橋杉雄

ウクライナ勝利で終わりそう、という少し前までの楽観論は修正する必要がありそうです。

Think! 小泉悠
Bank of Russia
Bank of Russia

次はスリランカが中国に借金漬けにされて経済崩壊という記事だが、それを言うなら日本も共犯になってしまう。

債権者は中国だけではない。米ウォール街やその他の機関投資家からの借り入れも膨張している。

Department of External Resources

スリランカ経済の急速な悪化は中国からの借入を増やしたことではなく、この👇ような無茶苦茶の経済政策によるものである。

最後に中国・新疆の出生率が低下している件だが、出生率は結婚や出産に関する考え方が変わると急速に低下することが珍しくないことも考慮する必要がある。

中国側の言い分👇。どちらが真相に近いかは読者の判断にお任せする。

ロシアのウクライナ侵攻では、MSMに出演する西側の専門家の多くが無知無能and/or嘘つきだとはっきりしたことが収穫である。


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