アミンとムガベの「正しい貨幣観」
反緊縮・積極財政派が「正しい貨幣観」だとして「財源は通貨発行」と叫んでいるが、実際に財政支出を中央銀行の通貨発行(money printing)で賄ったのがウガンダのアミン大統領とジンバブエのムガベ大統領である。
ジンバブエがハイパーインフレーションと自国通貨の廃止に至ったことはよく知られている。積極財政派は「ハイパーインフレの原因は生産力の毀損であってマネタイゼーションではない」と主張するが、マネタイゼーションは生産力の毀損(←白人追放)によって起こった火に油を注いだよう