部下を育てる?育てない?

本日羽田空港の待合で向かいに座った会社員の方の話が耳に入った。営業の方のようで、ベテラン社員とその部下の方の会話である。

ベテラン社員
「A君は新規開拓しないタイプなので、君が見つけてきた会社や案件を、負荷が高くならないよう任せるべきである。ただ、彼は急な休みが多く客先への連絡も絶っている感じがする。そのため、あまり多くの案件を与えると、回答していない、溜まっていると言うプレッシャーで回らなくなるから調整がいる。」

このアドバイスについては色々考えるところがある。会社成長とチームワークという点では、できない会社員をサポートするというのは重要であると思う。

ただ、そこに加わる意識としてネガティブな意見としては「なんで、ここまでしなければならないのか」「自分でやれよ」というような場合であろう。

部門長としては部全体のアウトプットを広げるため、全体の底上げを検討しなければならない。ただ、できない部下の教育は基本直属の上司で主任、係長クラス。これについては育成について意識的なギャップは出てくる場合もあり、人によることが多いと思う。

若い頃から全体を考える意識を持てる人材、それに該当しない人材、それをうまく配置する事が部門長など管理職の仕事であり、容易には答えが見出せない悩みだと思う。

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