内海大輔さんに聞く!シェアハウスプロジェクトについて
余白を楽しむ。
フリーになると圧倒的に増えるのは「自分で決める」ということです。
・仕事を受ける
・仕事を断る
・誰と仕事する
これは、ほんの一握り。瞬間、瞬間に決めていることは多くありますよね。
決めたからには達成したいですし、結果を出したい。そう思いながら仕事をする「タスクをこなす日々」が当たり前になっているなと感じます。
そんなことをふと思ったのは、今回インタビューにご協力いただいた「動画プロデューサー 内海大輔さん」のインタビューを終えたあと。
タスクをこなす日々は決して悪くはありませんが、内海さんの余白を楽しむ姿はコワーキングスペースプロコワ・シェアハウスが大切にしている「つながり」には欠かせないことだからです。
余白を楽しむ「その1:声に出すこと」
タスクをこなす日々が続くと、最初に疎かになるのは「人と会うこと」です。ただ作業をする、締め切りに追われる日々、人に会うことが面倒になっていきます。そうなると忘れてしまうのが「自分の思いを声に出すこと」です。
内海さんがそうだったかは遠い昔ですが、人生の節目となるタイミングで思いを声に出しています。
「久米さんがコワーキングスペースを始めたらしいよ!」と紹介され、酒を酌み交わし語り合い意気投合したことからプロコワの会員となりました。
久米さん、プロコワとの出会いについて内海さんは「組織(ピラミッド)のつながりではなく、横のつながりを知り、視野が広がったことから人との付き合い方が変わった」と話してくれました。
実際に、プロコワでは様々なプロジェクトが立ち上がり、異業種の会員同士がつながるきっかけになっています。
内海さんもプロジェクトに参加したり、会社を立ち上げたりと、つながりを楽しんでいます。
余白を楽しむ「その2:ぼんやり浮かんだことをやっていたい」
インタビュー内で、印象に残った内海さんの言葉です。
現在、本業である動画制作の他に「住居版プロコワ」とおっしゃるクリエイター向けのシェアハウスの管理人を兼務しています。
プロコワでつながる喜びを知った内海さん。一人で満足するだけでは止まらず「つながるきっかけとなる場所を提供したい」という思いを実現されました。
シェアハウスのきっかけも、内海さんの「クリエイターの集まるシェアハウスを作りたい」、異業種のプロコワメンバーの「普通じゃない空き家活用がしたい」という、お酒の席から生まれたプロジェクトです。
みなさんは、シェアハウスに訪問されましたか?
クリエイター向けシェアハウスでは自由度が高いこと、撮影スタジオ、トレーニングルーム、屋上スペースがあるので、コワーキングスペースプロコワでは実現しにくいイベントも、すんなりできてしまう良さがあります。
例えば、シェアハウスでは月に一度開催される「日本酒の会」があります。
こちらのイベント、、、知らなくても仕方ありません。なぜなら参加した人たちが見たことのない銘柄と、その味に魅了されてリピートしているからです。
ここでも内海さん「日本酒のことを知りたい」とこぼれた声から「日本酒の変態」と呼ばれる方と知り合い、イベントを開催しています。
「ただ、住むところを提供するのではなく、人が集うきっかけとなる場所を提供したいから」と、本日もDIYに励んでいます。
余白を楽しむ「その3:楽しんでもらいたい」
内海さんのやりたいことは「人とのつながり、つながりから始まる化学変化を待っている、もしくは仕掛け人になりたい」です。
ご自身の仕事について、今後の展開を伺いました。一人で完結する動画制作からは少しずつ距離をおきたいこと。そして「優れた技術を持つ若者、厳しい現場で経験を積んできた中堅が互いの得意を活かした仕事がしたい、大きな仕事にチャレンジしていきたい」と、話してくれました。
ご自分の経験を通して見えてくるもの、中堅と呼ばれる立場になって見えてきたことが、人との出会い、つながりによって、どんな化学変化が起こるのか楽しみです。
まとめ
インタビューを通して内海さんは、良い仕事から始まる関係ではなく、楽しいことがしたいと思う仲間との関係作りを楽しんでいるように見えました。
それはプロコワ会員とのつながりだけでなく、多くの人を巻き込んでの仲間作りに感じ取れました。
それは「楽しい」という軽い気持ちにも思われがちですが、思いの熱さは伝わってきます。
クールだけど話し上手。
熱いけど人に優しい。
何より行動力がある内海さん。
次回はお酒の席で、化学変化が起こる場面に立ち会いたいですね。
(インタビュアー:長谷川 祐子)
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