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旅の途中での不思議な本当の話

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sanaがこれまでに体験した話。生まれた時からそれはそれは不思議で妙なお話ばかり。それは大人になってからもなりきれないままの子供目線傾向での人生の歩き方のまま、不思議なままの日常… もっと読む
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「鍵」が「鍵」となる「鍵の話」のキーは…

初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。 その日はなんとしても行ってみたい場所があったのです。調子を見ながら開店時間に合わせてお茶を飲んで休息したり。 足の調子は悪くは無さそうなので、その距離ならイケるかと。 目当てのお店の帰りには途中で買物をする店も確認しながら、Yに介添えされながらの散歩道。足が

歩く瞑想、受け取る今日の約束の場所へ

初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。 猫歩きのお散歩には意味がある ある日のこと。 迷いながらも、どうしてもそちら方面には行ってみたいと思い、 今日はいつもよりも歩くことが出来るかも、なんて考えつつ、まずは軽めのランチをその町の駅近でいただきました。何度か来たことがあるお店で、席の場所や出入りの

必ず出会う。巡る生命力の縁という忘れてしまっているけれど確かにある約束。

初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。 聞こえる声に導かれるように 子どもの頃からいつか会わなくちゃいけない人がいるって、私は思っていました。それが今じゃない、まだ先のことだよ、って、そう度々思っていました。 それを忘れて日常を生きて、小学校低学年から高学年になって。何かの折にまたふと思い出すの

父の葬儀直後。届いた、やたら大きなギフト。

今日は2023年9月27日です。 早いもので20年以上も前になりますが、明日28日は父の祥月命日なので、思い出話をひとつ。 2001年(平成13年)米国9月11日の朝のこと。 日本のテレビはそれで一色になりました。アメリカ同時多発テロ事件です。 その第一報が入って来た時、私はちょうど父の寝ている部屋のベッドの近くにあるテレビを見て驚き声を上げました。 その声を聞きながらゆっくりと身体を動かしてテレビの速報を見た父は、言いました。 「そりゃぁ、そんなこともあるって」 「もっ

Prizm Life わたしのこと

こんにちは。 sana です。2023/09/21 加筆 随時更新予定 はじめましての方、いつも見てくださっている方、ご縁をありがとうございます。sanaです。 2023年現在、渋谷区の新宿にほど近い場所で、17年目のプライベートサロンで日々活動しています。これまでにお会いしたのは延べ2万人ほどの方々。 「note」を始めることにしたのは、2020/05/28。きっかけは、今回の世界中で起きている新型コロナによる社会の大変化がきっかけになっています。 自己紹介・簡単に

猿田彦(さるたひこ)って何? 誰? 夢から始まった「神様を探す旅」①

夢のお話夢を昔からよく見ます。眠ってみる、あの夢ですが、時折濃い印象のものを見ます。 20代の前半に見たひとつの夢がありますが、それは結果的に私の人生を変えてしまいました。今回はそんな夢のお話です。 23歳の誕生日あたりに決まった再就職先では、私は北陸中日新聞本社の隔週発刊の主婦向けの情報紙の制作現場の進行管理という立場で印刷会社から1人出向することになりました。 入社してすぐに素人だった私はゼロから営業、取材、広告制作、という実際の制作現場の中に飛び込んだ形でひとつずつを

夢で出会った彼女の本当の姿とは?

居場所を探して随分昔の話になりますが、私は自分の居場所がよくわからなくて、精神的に不安定な状態が続いている子供でした。 小学校は卒業できないねと言われ患っていた重たい小児喘息も、その発端には精神的なものが理由にあるだろうということでした。 居場所というのは、物理的な家とか家族ということが一番最初に浮かぶことだと思うのですが、当時住んでいた家は借り物で、さらに度々の引越しが幼い頃に続いていたので、6歳になるまで安定した場所というのが無くて不安定でした。その度ごとにお友達たちと

旅の空の下での新規開拓。初めての場所で突然の発言の先にあったものとは?

「畳の焼け焦げ修理」という珍しい技術系仕事の珍道中のお話畳のタバコによる焼け焦げの話から始まりますが、「何それ?」だと思いますので説明させていただこうと思います。 最初からですが、畳というものは燃えるものです。い草から出来ていますよね。皆さんご存じのことと思います。 これからお話するのは、ずいぶん昔のこと。私がまだ20代で、今の仕事をしていなかった頃のこと。いろいろなことにチャレンジしながら自分を探して旅をしていた頃のお話です。 そしてこれは畳にタバコを落としたり、灰皿

おはぎ婆

今も忘れない私の体験のひとつです。この出会いは、北陸で過ごした6歳くらいから数年間内に起きていたことです。久しぶりに和菓子の詰め合わせと出会って思い出したことがあるので、それを書きたいと思います。 とあるその土地には6歳になる少し前に東海地方から突然移動して、電車を乗り継ぎ、家族三人で住み始めたけれど、なぜその土地だったのかということは20年ほどしてから母に聞かされてわかったという記憶があります。その理由は今回のお話とはまた別のことになりますのでいずれまた。 私は病弱で、

天川村と龍と、ルーツを求めての旅

初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。 このトップには埋もれていた記事を再発掘掲載しています。この記事は5千文字ちょっとあります。2024/2/27追記 25年以上も前のこと。ツアーではなく自分で作る旅が好きだったのですが、奈良県天川村へと行った時のことです。白山連峰の地である北陸のとある地域から奈

大笑いする巨人

このお話は、私がまだ自分のことをどこから来た何者なのかということの整理がついていなくて、探して、その証を求めていた頃のお話です。 もう随分と前のこと。軽四に荷物を積んで家を出て、ひとり旅をしていた頃のお話です。 突然の流れで、とあるセラピーの分野の神様と呼ばれていた人との出会いがあり、その一番弟子さんも一緒になって少しの間だけ共に活動していた時期がありました。一番弟子さんのパートナーであるアーティストと四人でのユニットを作ったというか、各々が何かしらの得意分野を持ち寄って