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金(ゴールド)に投資価値はありません!ただの投機です

通貨として使われていたものに投資価値は無い

金(ゴールド)を安全な資産と誤解してる人が多いのですが、現代ではまったく意味がありません。金は紙幣が定着する以前に通貨として使われていた貴重な金属に過ぎません。通貨に期待されることは価値の変動が無いことです。つまり、通貨としての役割を期待されるものには投資価値は無いのです。さらに、現在はその役目も終えているわけですから金の価格は大部分が投機資金により構成されている状態です。

通貨としての歴史

金は過去に通貨として使用されていました。それは貴重で簡単に増やすことができないという性質を偽造の困難性として利用したためです。しかし、世界の金の埋蔵量は限られていますから、人類の工業生産能力が増大していくと、商品も消費者も増えているのに通貨が足りない、という状況(デフレ)が発生します。

デフレとは不況を意味します。商品が売れずに余ってしまうために徐々に工場は閉鎖、失業者は増えていきます。これではそのうちに経済破綻していまいます。

そのため、通貨を金と交換できることを保証する金本位制は放棄されていきました。

投資対象になるものは、利益を生み出すものだけ

不動産なら、利用する人に貸して賃料をもらうから。
株なら、その会社が成長して純利益から配当金が配れるから。
投資価値のあるものはとは、利益を生み出すものです。
金は所有していても利益が生み出されることはありません。

理由を簡単に説明できないものは詐欺の可能性

逆に、なぜ利益が出るのかを簡単に説明できないものは投資価値がない、詐欺的な物である可能性が高いです。投資対象にするものは利益が出る仕組みを簡単に説明できるものだけにすることを鉄則としましょう。

次の記事では、投資価値のあるインデックス・ファンドの比較を行っています。


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