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5年以内の生存率18%以下。その時にのぞむ物

「俺、胆管にステントいれたんよ」

電話の内容を要約すると、こういう話です。

 昔、一緒の会社にいて仲の良かった先輩から、 こういう電話がかかってきました。

先輩から電話がかかってきて第一声

以下、先輩と私の電話でのやりとり↓

先輩「お久しぶりです。ごめんね、大事な用事の時だけ電話かけちゃって」

私「いえいえ、お構いなく。どうかしました?

あ…… すいません先輩、 ごめんなさい。 自分この電話を取る直前に、 コンビニでアイス買っちゃって… 今、右手にアイス持ってるんですよ。
申し訳ないけど、アイスが溶けちゃうんで。 食べながら お話し聞いていいですか?」

先輩「どうぞ、遠慮なく食べて下さいw」

私「ありがとうございます」

先輩「俺、内臓の具合が悪くなって入院しちゃって、 検査したら 胆管の状態が悪いので、 胆管にステントを入れて、胆管を広げる手術をしたんよね」

私「え!!それは、おおごとですね (パクパク)」

先輩「 今は、ステントを入れて胆管を広げることで回復しないか様子を見ている状態で、 今後これ以上悪化したら、 胆管を切除する手術をしないといけないんよ」

私「ええ!! (モグモグ)」


先輩 「胆管切除の手術例は、国立の病院でも、二桁も手術した手術例がないらしい [かなり手術例が少ない](特殊な手術)になるんだって」

私「それは、もう難病ですね……(バリバリ)←[コーンを噛み砕いている音]」

先輩「胆管切除の手術は、肝臓もいじり胆嚢を取る手術になり、 膵臓の状態も悪いと膵臓も取る手術になるんやって」

私「(コーンを飲み込んで)

ごめんなさい。……そんな大事な話を アイス食べながら聞いちゃって……」

先輩「いえいえ、突然電話しましたからw」


先輩から話の続きを聞くと、

今からの検査の結果、 胆管ステントでも様子が良くならず、 胆管を切除する手術をした場合には 5年以内の生存率が18%以下になるらしい。

検査の結果、癌だったら、 さらに18%よりも 5年以内の生存率が 低くなるそうです。
癌であったり癌が転移していなくても、 胆嚢や膵臓を切除する 影響で、手術した場合には生存率が極端に下がるそうです。

現在胆管にプラスチックステントを入れて、 経過観察をしている状態で、
プラスチックステントは2週間しか持たず2週間ごとに入れ替え手術を内視鏡でするのですが、

先輩は精神安定剤を、今まで飲み過ぎていたせいで、 [内視鏡手術をする際の 麻酔が効きにくい体質]になっているらしく、 (内服薬の麻酔)や (注射で注入する麻酔) が極端に効きにくい体質だそうで、検査で内視鏡を入れる際もすごく大変みたいです。
麻酔をしても、すぐ覚醒してしまうし、あまり強くしすぎると、体にひどい悪影響があるそうです。

そんな5年以内の生存率が 20%以下になりそうな先輩が私に尋ねてきたことがあって…………それが、

「最近のプレイステーション4の面白いゲーム教えて。」
「最近、 (転売屋のせいでニンテンドースイッチ買えない)からプレイステーションしかできなくてww」

先輩「俺、今病院に行くぐらいしかやることなくて、 暇なんで ゲームやるくらいしか楽しみがないし、ゲームやる時間だけ山ほどあるから」
だそうでw

最近はプレイステーションの「仁王」と「仁王2」 という、かなり難易度が高いアクションゲームにハマってるそうです。


とりあえず私は、 家に PlayStation 4がないので、 面白いという噂を聞いている「デスストランディング」をオススメしておきました。


まあ、明日もし死ぬとしても 今日という日を楽しくいきたいよね。


どなたか PlayStation 4の面白いゲームを知っている方、 先輩が毎日を楽しく過ごすために私に教えてください。


(タイトル画像出展:日本消化器学会ホームページ)


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