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仁王2 クリア&評価 死にゲーとしての完成度は高い!!!

こんにちは。

今回はゲームの話をします。

先日「仁王2」というゲームをクリアしました。プレイ時間は200時間ほどでした。メインミッションだけで結構かかりました。

「死にゲー」と、俗に呼ばれる、何度も死ぬことで敵の配置やボスの弱点などを覚えて、プレイヤーが成長することができるこのジャンルでは、ご存知、フロム・ソフトウェア社の「ダークソウルシリーズ」、「ELDEN RING」が有名ですが、多分、日本の会社でフロムに唯一対抗できる「死にゲー」を開発できるのが、この「仁王2」を開発した「Team NINJA」となります。

「Team NINJA」は、コーエーテクモゲームズ社内のゲーム開発チームのブランド名?のようです。

それでは、この「仁王2」、そして前作の「仁王」はどのくらい売れたかと言うと、2023.2月の段階で全世界で約700万本を越えています。
ダクソシリーズの2700万本には及びませんが、業界としては、まずまずのヒットをあげています。

さて、前置きが長くなりましたが、「仁王2」がどのようなゲームかというと、以下のような特徴があります。

1. 実際の戦国時代に即しており、豊富秀吉、徳川家康など有名な武将が登場する
2. 特に秀吉役は竹中直人さんをモデルにしており、声優も担当している。それ以外に、波瑠さんも仲間として登場する
3. 基本的に妖気が立ち込めた場所で、妖怪に乗っ取られた敵の武将達や妖怪そのものと戦う設定である
4. ボス戦の難易度が非常に高い、また救済手段も特になし
5. 装備、武器の種類も多く、それ以外に守護霊や妖怪技、妖怪化、忍術、陰陽術など戦いのバリエーションが非常に多い

さて、一つ一つ解説していきます。

1. 実際の戦国時代に即しており、豊臣秀吉、徳川家康など有名な武将が登場する
ゲームの時代設定はメインが戦国時代、その後DLCでは平安時代と、日本史上の実際の歴史を辿っていきます。その中で歴史上の戦国武将が数多くでてきます。
そして、主人公の相棒?は、なんと木下藤吉郎、豊臣秀吉なのです。そして藤吉郎秀吉が織田信長の下で、さらには天下人としてのし上がっていく過程で戦う今川義元、斉藤義龍、真柄直隆、浅井長政、前田利家、柴田勝家など、数々の戦国武将たちが妖怪化されたボスとなり、彼らと戦っていくこととなります。

2. 特に秀吉役は竹中直人さんをモデルにしており、声優も担当している。それ以外に、波瑠さんも仲間として登場する
メインミッションでの主人公の相棒となる藤吉郎秀吉は竹中直人さんをモデルにしたキャラクターとなります。また実際のしゃべり声も竹中直人さんが担当しており、ドラマの世界に入ったような感覚でストーリーを進行できます。
特に、藤吉郎から晩年の秀吉になると、竹中さんの声質も変わるところが凄いですね。
そして、もう一人のヒロイン、波瑠さん演じる妖怪ハンター「無明」も主人公と一緒に戦ってくれます。
ちなみに、「無明」は何故か年を取らない設定なので、波瑠さんはいつまでも美しいですよ。

3. 基本的に妖気がたちこめた場所で、妖怪に乗っ取られた敵の武将達や妖怪そのものと戦う設定である
ゲーム画面は、基本的に暗く、お化けエリア感が満載です。特に色々な日本の妖怪がでてきますが、ボスではないものの「濡れ女」という妖怪が女性のうめき声も含めてかなり怖いです。また、ミッションのボスも先程の妖怪化した戦国武将タイプと、本物の妖怪タイプと2通りいるようです。
また「火車」という女性で、火車に乗っているボス妖怪が非常にエロチックでした。
また、ラスボスの「大嶽丸」やDLCにでてくるボス「立鳥帽子」は印象に残る強い妖怪でした。

4. ボス戦の難易度が非常に高い、また救済手段も特になし
「仁王2」はボス戦が総じて難しいです。またELDEN RINGの遺灰のような救済手段がありません。ソロで、ガチで毎回戦う必要があります。その意味では、ダークソウルシリーズと同じです。つまり、このジャンルのボス戦としては、極めて正当なシステムであり、ソロで毎回死んでは、再戦して何十回、場合によっては、100回以上繰り返すことで、脳が相手の動作を覚えていき、意識しなくても相手の攻撃を避けられるようになり、自分の攻撃を的確に当てることができるようになります。
ただ、ELDEN RINGやダークソウルシリーズと比べると、若干ワンパターン的な感じはします。ある程度リズムを覚えてしまうと勝てるというタイプのボスが多いと思います。

5. 装備、武器の種類も多く、それ以外に守護霊や妖怪技、妖怪化、忍術、陰陽術など戦いのバリエーションが非常に多い
ELDEN RINGも装備、武器がものすごく多かったですが、この仁王2も負けていません。かなりの種類の装備や武器をプレイ中にゲットすることができます。ただ、全体的に使わない装備や武器も多く、ELDENのような戦技がないため、防御力や火力が高いものを使いがちとなります。
ただ、後半にやっと気づいたのですが、装備一つ一つに色々な付帯効果がたくさんついていて、場面やボスによって変えていくこともできるようです。

武器についても、私は殆ど薙刀鎌でボス戦を戦っていましたが、それ以外の武器も、極めれば、結構使い勝手はよいようです。

そして、守護霊、妖怪技というシステム、こちらもやっと後半近くになって理解しました。たくさんある守護霊の中で一つを選べるのですが、こちらもボスの種類により、付帯効果をみて選んでいくのが良いようです。
妖怪技もたくさんある中で選択してセットしますが、こちらはELDENの戦技のようにエフェクト効果が結構楽しいので、もっと上手く使っておけばよかったと、後半、思いました。

そして、ELDEN の魔術のような忍術と陰陽術も使えます。忍術は手裏剣、爆弾、幻術など多彩な攻撃手段があるので、中盤になって、ようやくこの便利さに気づき、ビルドの忍術スキルを振り直しました。
仁王2では忍術スキルは最初から上げておいてもよいようです。陰陽術はいわゆるバフなので、後半のボス戦にむけてスキルを上げておいた方がよいものです。

とにかく、ボス戦で打撃一辺倒ではなく、妖怪技や忍術を使うと、戦いのバリエーションが出て、そこが、この「仁王2」の魅力ではないかと思います。

以上のように、フロム・ソフトウェアのELDEN RING、ダクソシリーズに唯一対抗できる「死にゲー」である「仁王2」は、このジャンルとしては、結構、評価が高いゲームですし、私も十分楽しめました。

「仁王3」が出たら、多分購入するでしょうね。

それでは。

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