巨星墜つ、ジェフベック追悼!!
こんにちは。
先日、偉大なギタリストの訃報が舞い込んできました。
「ジェフ・ベック」です。
ジェフベックは特に1970年代に人気があったギタリストで、当時、エリック・クラプトン、Led Zeppelinのジミー・ペイジと並んで、「世界3大ロックギタリスト」のひとりと言われていました。
それは、当時イギリスでTheYardbirdsという人気ロックバンドがあり、その2代目ギタリストがエリック・クラプトン、3代目がジェフベック、そして最後の4代目としてジミー・ペイジが担当していたそうです。
その後、クラプトンはCreamを結成し、一躍スターギタリストへ、ジミー・ペイジもThe Yardbirdsに続いて、ご存知Led Zeppelinを結成し、大成功します。
そして、ジェフベックはというと、その後、The Jeff Beck Groupを結成します。
そのメンバーとして、こちらも今は大スターのロッド・スチュワートや、今、The Rolling Stonesにいるロン・ウッドなどが加入していました。
その後、メンバー交代があり、有名な時期は凄腕ドラマーのカーマイン・アピス、そして、こちらもすごいベーシストのティム・ボガードと組んだBeck, Bogert & Appiceという3人メンバーで活躍しました。
さらにその後、Rainbowのドラマーになるコージー・パウエルが加入したりして、一旦解散し、その後1975年にリリースしたアルバムが驚きのフュージョンアルバムの「Blow by Blow」と「Wired」でした。
私がジェフベックで最もよく知っていて、コピーもしたのがこの2枚のアルバムの曲です。その中で、
「哀しみの恋人達 / Cause We’ve Ended as Lovers」
という名曲です。曲も良いし、フレーズも素晴らしいので、多分、当時のギタリストなら、皆、コピーしたのでは、と思います。
YouTubeに音源が提供されていたので、リンクを貼っておきます。
「Blow by Blow」と「Wired」の2枚のアルバムでのジェフ・ベックの演奏はとにかく超絶、どうやって弾いているか、フレーズを組み立てるのかわからないようなものすごい演奏でした。特に「Wired」の1曲目の「Red boots」は今、聴いても鬼気迫るものがあります。
その後の彼の活躍は、正直、あまりよく知りませんでした。私にとってジェフ・ベックといえば、この名盤「Blow by Blow」と「Wired」の超絶カッコ良いギタリストです。78歳で亡くなるつい最近まで演奏活動をしていたようです。
実は少し前に購入したオジー・オズボーンのアルバムにジェフ・ベックをフィーチャーしているタイトル曲「Patient Number 9」があり、相変わらずすごいギターだな、と思って聴いてました。
今年に入って、1月10日に亡くなったそうです。
素晴らしいアルバムを残してくれたジェフ・ベック、さようなら。
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