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Kindleで電子書籍『疾走するスカート』を発売しました

前回、去年の8月に『幻想少女譚』を発売してから9か月。
ようやく二冊目の本がまとまりました!

こちらの表紙でAmazonのストアに並んでおります。(Kindle本)

『疾走するスカート』
前著『幻想少女譚』に引き続き、今回もシスターフッド小説を4篇収録した短編集になっております。

シスターフッドとは?
既存のイデオロギーへ対抗するとき、個人同士が励まし合う関係性。
家族や恋愛などの既に世間で存在するあらゆるイデオロギーから外れ、ひとりで生きている者同士が励ましあうように手をとること。
枠組みや不自由に抗う連帯。
(詳しくはこちらのnoteをどうぞ)

以下、拙著の内容についてのご紹介です。

【内容紹介】
4篇を収録のシスターフッド短編集。
・なんでも持っている姉と、パッとしない妹のあたし。姉がいるこの世界では、あたしは常に二番目だ。だから、あたしはあたしを一番にしてくれる存在を作った。自分自身の手で。(「イマジナリーボーイフレンド」)
・スカートはわたしたちの囚人服。わたしたちは、きっと罪人なんだ。(「疾走するスカート」)
・「ステイホーム」の標語のもとに外出を控えるなか、一羽の小鳥が部屋に舞い込んできた。この鳥はわたしと世界を繋ぐ糸となり得るか?(「翼の窓」)
・醜い腕を持つ少女と、いつもむしゃくしゃしているあたし。あたしたちは逃げ場を求めていた。本当のあたしたちでいられる場所を。(「聖夜のパジャマパーティー」)

去年末くらいからぽつぽつと書いていたものがようやくまとまった分量になったので、推敲や編集作業をする気力があるうちに! と勢いをつけて仕上げました。

前回一度Kindleで出版していたため、だいぶ勝手がわかっていて、データの準備や手続き等事務面ではつまづくことはほとんどありませんでした。
原稿作成は『幻想少女譚』のときよりよほど時間がかかってしまいましたが……。
(『幻想少女譚』は昔書いたものに修正を加えた程度だったので)

ちなみに『幻想少女譚』(4篇を収録)に引き続き、二冊目の本作『疾走するスカート』も収録作品が4篇になってしまったのですが、たまたまです。別に4篇縛りをしているわけではありません。
そろそろ編集作業に入らないとモチベーションが切れるかな……と思ったのが4作品目が書き終わる頃でした(笑)

ともあれ、なんとか無事に出版できてよかったです。
Kindle Unlimitedに加入している方は追加料金なしで読めるので、暇つぶしにでも読んでいただければと思います。

普段は基本的にスマホでnoteを書いているのですが、今回はパソコンから書いたので珍しくこういう埋め込み式のリンク(↑)が貼れました!

ついでに前著『幻想少女譚』の方もよろしくお願いします!

『幻想少女譚』の内容については以下のnoteをご覧ください。

それでは、少しでも多くの方に楽しんでいただけることを願いつつ。


余談。
またそのうちなにか本を出したいなあ、と思っております。
『幻想少女譚』も『疾走するスカート』も主な登場人物が二人しかいない話ばかりなので、次はもうちょっと人を増やしたいなあ、とも。
執筆時間の確保の問題で、登場人物が二人くらいの短い話が一番まとまりやすくてついついそちらに逃げてしまうのですよね……。

ではでは、今度こそ本当に失礼します。

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