大羽規夫@ワイヤレス電源技術研究センター

「ワイヤレス電源」とは、誘導結合によって非接触で電力を伝送する電源システムであり、パワ…

大羽規夫@ワイヤレス電源技術研究センター

「ワイヤレス電源」とは、誘導結合によって非接触で電力を伝送する電源システムであり、パワエレ技術で実現できます。 ワイヤレス電源技術研究センターでは、電磁気学や制御工学などの関連技術を含めた研究・解析を行っており、当センター以外では入手困難な独自の技術と解析結果を提供しています。

最近の記事

「ワイヤレス電源」とは? パワエレで双方向給電もできる!

このnoteのクリエイター名(アカウント名)は、ワイヤレス電源技術研究センターですが、この「ワイヤレス電源」とは電磁誘導または静電誘導を使って結合したワイヤレス給電システムのことを指します。 このように「ワイヤレス給電」ではなく「ワイヤレス電源」と呼んでいるのには明確な理由があります。 この記事では、「ワイヤレス電源」と呼ぶ理由を説明しながら、「ワイヤレス電源」がどのようなシステムであり、そしてワイヤレス電源の課題をパワエレ技術によって解決する方法を説明します。 また、本

    • 私がワイヤレス給電の技術情報を発信する理由

      私は、パワーエレクトロニクス技術の専門家として、製品開発のサポートや技術者の育成に従事しています。また、ワイヤレス給電においてもっとパワーエレクトロニクス技術を活用する必要があると考えています。 特に数kW以上の中大容量のワイヤレス給電が普及しない主要原因は、コイルの位置ずれや負荷変動に応じた安定した電力供給ができないためですが、この課題はパワーエレクトロニクス技術によって解決できます。 特に、次の2つを促進したいと考えています。  ◆電気自動車のワイヤレス充電の実用化  

      • しばらくnoteをお休みしていましたが再開します! この再開のタイミングで初めてのつぶやきで~す!! 以前とはnoteの仕様が変わっているようなので、まずは勉強からやります😉

        • 今注目の電源に共通するパワエレ制御の基本技術 ~パワーコンディショナからモータドライブ・ワイヤレス給電まで~

          はじめに第34回 電源システム技術シンポジウム(テクノフロンティア 2019)にて 「今注目の電源に共通するパワエレ制御の基本技術」 ~パワーコンディショナからモータドライブ・ワイヤレス給電まで~ というテーマで講演させていただきました。この講演では、様々なパワエレ装置(電力変換システム)の1つとして「ワイヤレス給電システム」についても解説しました。 このノートでは、私が電源システム技術シンポジウムでワイヤレス給電をどのように解説したのか、その概要についてまとめます。

        「ワイヤレス電源」とは? パワエレで双方向給電もできる!

          電磁波(電波)と電磁誘導を混同していませんか?

          ワイヤレス電源に電波法が適用される?ワイヤレス電源の構成部品は、インバータ・コイル・コンデンサ・トランスなど一般的な電源装置で使われるものと同じであり、電波を利用した装置ではありません。 (注意:電源装置はノイズとして電波を放出することはあります) 電波法の第二条に 「電波」とは、三百万メガヘルツ以下の周波数の電磁波をいう と電波が定義されており、電波法はこの電波を利用した無線設備などを対象にしています。 従って、電波を利用していないワイヤレス電源は電波法の規制を受け

          電磁波(電波)と電磁誘導を混同していませんか?

          ワイヤレスでの双方向給電は難しくない

          バッテリの充電と放電の両方ができるような「双方向のワイヤレス給電」は難しいとか、送電側と受電側の回路が対称でなければならないという解説が見られます。 しかし、ワイヤレス電源であれば双方向給電は簡単です。 ワイヤレス電源は通常のパワエレ装置と同じように「力行/回生」動作が可能な電源システムであり、従来のパワエレ技術で双方向の給電が可能です。 この双方向の制御システムの解説は、  「グリーン・エレクトロニクス  No.19」 CQ出版社  第2部 理論と解析   第3章 回路

          ワイヤレスでの双方向給電は難しくない