お姫様や妖精に変身した後は、ワインとパスタで乾杯!
昨日は月に一度の隣町バレエ。
長女アヤのバレエ友達のミユ先生に隣町でバレエを習い始めて一年になりました。
月に一度、60代、70代の私たち仲良し四人は隣町でお姫様や妖精に変身します。
私はオーロラ姫、リオさんはドルシネア姫、Kちゃんはオディール姫。そしてマユさんは妖精シルフィード。
みんな自分が好きなお姫様になりきって踊ります。
63歳の私は16歳の笑顔の可愛い少女オーロラ姫(笑)
毎月、それぞれの姫を踊り込んで一年が経ちました。
まだ後三年くらい、踊り続けたい気分です。楽しすぎる~。
毎月ほんの少しずつ振り付けが身体に染み込み、少しずつ踊りの表現が深くなるのが嬉しい。
そして毎月、レッスンが終わった後は新しいお店を開拓して四人でランチ。
汗をかいたレッスンの後の昼間の一杯のお酒は、たまりませんよ~(飲んべえ)
クゥ~身体に染み渡ります!
昨日はイタリアン。私とリオさんはタラのクリームパスタと白ワイン↓
Kちゃんとマユさんはエビのトマトソースパスタと赤ワイン↓
前菜に生ハムのサラダも付いて、デザートにケーキとコーヒー(見出しの写真)が付いて1800円のランチです。
まずは、一年間隣町レッスンに通えたことに四人でワインで乾杯!
私たち四人は、いつもランチ開店に一番乗りで入って、二時間以上ゆっくりお喋り。他のお客様がいなくなって最後にお店を出るパターンです。
ほんとによくお喋りしますよね~(汗)
たわいもないお喋りばかりだけれど、たわいもないことが実は一番大切なことかもしれないわよね。
「今が人生の落としどころかもね。」
何気ないマユさんの言葉が心に残ります。
私たち四人は、20代半ばで結婚して仕事をやめて専業主婦になり、子供を産んでワンオペ育児をしてきました。
子供たちが小さな頃に東京に家を買い、子供たちが独立し孫も生まれ、今は皆、夫と二人暮らしです。
四人とも似たような人生です。
「いろいろ大変だったけどさ、結局はここに辿り着くまでの道のりだったのよね。人生って、ほんとに良くできているわ」
10歳年上のマユさんの言葉に深くうなずく私たち。専業主婦の私たちは、いろいろ事情は違えどほぼ似たような人生を歩んできました。
なんの個性もないようだけど、私にとっては専業主婦が許された時代は幸せな時代だったな。
大変なこともいろいろあったけど、諦めずにコツコツその場に根を張って頑張っていれば、最後には夫と二人持ち家での幸せな老後という落としどころに落ち着ける世界だったのよね。
同じようなパターンの人生だけど、そのレールに乗っていれば一通りの人生の喜怒哀楽を味わい、最後には静かで幸せな落としどころが待っている。
そんな良くできた人生のシナリオを、あまり考えることもなく、当たり前のように迷いなく歩いてきた。
でも。
これからの世の中はどうなるんだろう。ものすごい勢いでどんどん変化していく世の中。
専業主婦の時代はだんだん終わりつつあり、これから男女は平等に仕事や子育てをするようになっていくのだろうな。娘たちの世代を見てもそう思う。
娘たちの世代は、どんなシナリオの人生を歩むのだろうか。老後にどんなところに落としどころを見つけるのだろうか。
ああ、私の人生、紆余曲折あってもここに落としどころがあったのね、、という人生になりますように。
みんな同じような人生というのはもう有り得なくて、ほんとに個人個人様々な人生になるんだろうな。
それぞれの個人が歳をとって人生を振り返ったときに
「ああ、なるほどここに私の人生の落としどころがあったんだなぁ。いろいろあったけどいい人生だったな」と思えるような新しい人生観が生まれてくるのだろう。
昨日の夜は近所の焼き肉屋さんに夫が連れていってくれた。
メニューを私が見ることはなく、夫がいつも勝手に注文してお肉を焼いて、私のお皿に入れてくれる。
私はラクで、ニコニコ座って食べるだけだ。
「まりりんは昔から手がかかるよな。」
と言いながら、夫は楽しそうだ。(一緒にドラマ『うちの弁護士は手がかかる』を見ているからか、この頃よく言われるセリフ)
たしかに私は手がかかるし、一人で出きることが少ないかも。(きっとやれば出来たのに夫が先回りしてしまう)
こんな昭和な夫婦もだんだんいなくなるんだろう。。
昭和を選んで生まれて良かった。
古いやつだとお思いでしょうが~っていう唄が昭和の時代にあったわよね。
私は四人の孫がいる古風なおばあちゃんオーロラ姫。
昨日のパスタと焼き肉でお腹がいっぱい過ぎ~(汗)
今日はN先生のバレエ。
若者たちも一緒のレッスンだから気を引き締めていこう。
お腹もポッコリしそうだから、お腹にもグッと力を入れて、、
髪をシニヨンに結って今日もレッスン楽しんできますね~
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