見出し画像

ロンドンの魚屋の全然役に立たないお魚図鑑(halibut編)

英語名:Halibut

読み名:ハリブット(ハリバットとは発音しない)

日本名:オヒョウヒラメ


お客様が買おうとしても全力でお求めを阻止するお魚です。


なぜ❓❓

こうやってみると肉厚の身で、身がふるふるとして、こんな切り身を見せられたら心が揺れ動いてしまいそうになるのはよーーくわかります。

画像1

でも、見かけからあっさり裏切られるほどの脂のなさ、味も淡白で、火を通すと身質が硬くなり、特に風味も感じられない魚です。

でも高級魚💎


ハッキリ言い過ぎwww


でもね、イギリスでは大人気🇬🇧

元々イギリスではタラが人気のように、白身のあっさりしたお魚が好まれる傾向にあります。

一方日本では脂ののったサバ、アジなど脂があるお魚が好まれるように、嗜好が真逆なのです。

そしてもう一つ

このハリブットと言う魚は全身が筋肉のようなもので、漁は命がけ。

全身筋肉のボディが、船に水揚げされた際に大暴れしたものなら危険極まりないのです。

画像2

サバやイワシのように一気にたくさん獲れる魚種ではない為、価格にも影響します。

と言う事で、よほどハリブットが大好きでその為にお金を使ってもいいんです!と言うお客様以外には全力でお求めを阻止する魚種でございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?