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京都で何気に一番好きかもしれない本屋さんと、懐かしの学食

昨日の京都は、一日中雨が断続的に降っていました。

最近は気温が高いので、日中はほとんど外に出ていません。

私は家にこもって、本を読んだり名刺を作ったりしていましたが、「めずらしく雨が降って気温が低めなのに、外に一歩も出ないのはもったいないのでは?」と思い始め、夕方から外に出てみることにしました。

雨雲レーダーとにらめっこしながら、雨の降らなさそうなタイミングを見計らっていざ外出。

向かったのは、京大生協の「ショップルネ」書籍コーナーです。

京都にはいろいろな本屋さんがあって、もちろん四条烏丸の大垣書店などの大きな本屋さんや、一乗寺の恵文社などの面白い本を取り揃えた書店も好きですが、私は個人的にこのルネが一番好きかもしれないです。

エッセイや雑誌、哲学系の本、海外に関する本や韓国エッセイなど、私の好きなジャンルの本がたくさん置いてあります。

京都にゆかりのある作家さんの直筆サインや、店員さん手書きのポップを眺めるのも面白いです。

1時間ぐらいぶらぶらしましたが、益田ミリさんの「今日の人生3 いつもの場所で」という本を買いました。

「今日の人生」シリーズは「1」「2」も置いてありましたが、「3」の帯に書いてあった言葉に惹かれたので、「3」を買うことにしました。

「人生には、何もしなくていい時がある。ぼんやりしないほうがもったいない」


そのあと、同じ建物の2階にある学食で晩ごはんを食べました。

学食は、学生や教職員だけでなく、もちろん私のような学外者も利用できます。

白身魚フライと、お味噌汁と、玉子焼きと、鶏と枝豆の和え物を取ってみました(ボリューム多めだったのでごはんは取りませんでした)。

ちょうど晩ごはんの時間帯だったので、たくさんの学生さんがいましたが、夏休みだからか若干人は少なめでした。

学生さんに混じってごはんを食べるのは、なんだか楽しいです。

学生さんたちの会話を小耳に挟みながら、みんなどんな夏休みを過ごすのかなぁ、と思いをはせました。

部活やサークル活動にいそしむ子、ひたすらバイトをする子、自動車の免許合宿に行く子、海外旅行に行く子、実家にゆっくり帰省する子…

長い夏休み、思う存分楽しんでほしいなぁと思います。

ごはんを食べている間も、雷がゴロゴロ鳴ってすごい雨が降っていました。

カウンター席(ぼっち席)の隣に、私と同じように一人で座っていた学生さんとは何も言葉を交わしませんでしたが、なんとなくお互い「雷、すごいですねぇ」と思っていたような気がします。

買ったばかりの益田ミリさんの本を読みながら雨が止むのを待って、家に帰りました。

ほんの数時間の外出でしたが、久々に学生気分を味わえ、雷でスリリングな気持ちも味わって、なんだか楽しかったです。

以上、京都の何気ない日常でした。

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